講談社+α文庫<br> エリザベート―血の伯爵夫人

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講談社+α文庫
エリザベート―血の伯爵夫人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062563352
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0193

内容説明

暗黒の中世ハンガリー。ひとりの堕天使が舞い降りた。その名はエリザベート・バートリ。自らの美と若さを守るためと信じ、六百余人の娘を虐殺してその血を浴びる。人々は彼女を“血塗れ伯爵夫人”と呼び、恐れおののいた―。神なき救いなき世界に身を殉じ、破滅への道を突き進んだ女の凄惨な人生をたどる一大伝奇物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみ

7
実在した人物のお話。何かの本を読んでいた時に、エリザベートの名前が出て来て気になって読んでみたいと思っていた本。うら若き乙女を次々に拷問して殺してその血を浴びて若さを保とうとするエリザベート。色んな拷問の仕方が出てきたりあの鉄の処女も出てきたりで拷問場面は恐怖なんだけど、どこか作り物のように感じてしまうのは何故?なんだろう。あまりにエリザベートが若い娘の血に拘るので、血に若返りの効果かるの??とか思ってしまう。実際にはそんな効果は無いらしい。2018/09/21

1
血まみれ流血婦人エリザベート・バートリの血まみれな生涯。てっきりノンフィクションかと思いきや、小説でした。それも伝記小説ではなくて伝奇小説。「エリザベートはこのときまだ思っていた。自分のこの努力に報いてくれるものが、この世には必ずあると」史実でも大量殺戮者のエリザベートですが、彼女の所業を異常なモンスターがやったことでは片づけず、どんな人の足元にもあるかも知れない落とし穴として読み解こうとする姿勢が御立派であります。ただし、著者の創作や脚色が目につき、どこまで出典に基づいているのかは判断がつかず。星4つ。2018/01/19

壱也

0
何故か何回も読んだ。取り立てて面白いというわけではないが、何故か何回も読んだ。時たまあるエログロ描写には、それなりにそそられるので、そのせいかもしれない。

うさぎ

0
読んでる間ずっと気持ち悪かった。想像もできないすごい狂気。2011/03/20

みとん

0
児童文学の次に読むのはどうかと自分でも思うわけですよ(笑)今はそんなでもないけど、中高の時はこういう血みどろ好きだったな〜って懐かしくなり読みました。エリザベート・バートリの伝記を物語にして書いてるんだけど1つ1つの話が短くて、読みやすいんだか読みにくいんだか…。まぁ、実在した人物だし実際に中世ヨーロッパで使われた拷問道具も出てきたりするし、血みどろが大丈夫で興味があればどうぞ?って感じです。2011/02/07

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