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天皇制の国民主権とノモス主権論―政治の究極は力か理念か

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  • サイズ A5判/ページ数 278p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784906917266
  • NDC分類 323.14
  • Cコード C0032

内容説明

従来の主権概念では、国民の総意の基づく数の横暴を認めざるをえない。ソフィストVS.ソクラテス以来の大問題を法哲学の立場で論じ、実力概念から責任概念へと改鋳された主権を提唱する。

目次

第1部 国民主権と天皇制(新憲法をめぐる国体論議;主権概念の批判;国民主権の原理;天皇統治の伝統;新憲法における国民主権と天皇制)
第2部 ノモス主権論をめぐる論争(ノモスの主権について;事実としての主権と当為としての主権)

著者等紹介

尾高朝雄[オダカトモオ]
1899年生、1956年歿。法哲学者。朝鮮に生まれ東京に育つ。1923年東京帝大法学部卒業後、京都帝大文学部哲学科で学ぶ。京城帝大助教授、東京帝大法学部教授(法理学、のち法哲学講座担任)を歴任。欧米留学時代(1928~1932年)にはウィーンでH・ケルゼンに、フライブルクでE・フッサールに師事。1956年5月ペニシリン・ショックのため急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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