出版社内容情報
名作は冒頭から何かが違う。自分の読書量を試すも良し、新たに読んでみるのも良し。豊かな時間を楽しむ一冊。
【著者紹介】
女優、脚本家、作家。1973年大阪府生まれ。89年に芸能界デビューし、多数の映画やドラマに出演。2002年、処女脚本『納豆ウドン』でBKラジオドラマ脚本賞最高賞受賞。NHK BS2『週刊ブックレビュー』では長年司会を務めた。2006年11月に小説『結婚写真』(NHK出版、小学館文庫)を発表、他に『ティンホイッスル』(角川書店)がある。
目次
フロントエッセイ 「名作のイントロ」にようこそ(中江有里)
第1章 格差社会
第2章 生と性
第3章 見えないけど存在するもの・失敗の美学
第4章 家族
第5章 エゴイズム
第6章 女ごころ
第7章 生と死
第8章 いろいろ
著者等紹介
中江有里[ナカエユリ]
女優・脚本家・作家。1973年大阪生まれ。89年芸能界デビュー。2002年「納豆ウドン」で第23回BKラジオドラマ脚本懸賞最高賞受賞。NHK‐BS「週刊ブックレビュー」で長年、司会を務めた。現在、NHK「ひるまえほっと」で本の紹介コーナーを担当。新聞や雑誌に読書エッセイを連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
b☆h
39
タイトルに惹かれた一冊。『格差社会』『生と性』『失敗の美学』『家族』『エゴイズム』『女ごころ』『生と死』『いろいろ』の8章にジャンル分けされ、色々と紹介されているが、純文学がほとんどで、私には高度な選書だった。読書の楽しみを知らない人向けとのことだったので、些か不親切なように思える。読んだ作品も10作品程紹介されていたが、分かったのは『羅生門』だけという残念な結果となってしまった…まだまだ読書の門までの道のりは遠そう。2022/10/19
魚京童!
7
名作ってなんだっけ?2015/12/06
Kei
7
案外、よくわかるので、ビックリ。(笑)名作ばっかりですものね。個人的に、イントロが思い浮かぶ作品は、こころ、高瀬舟、山月記!かたよってますね。泥の河のイントロを読んで、同じ作者の錦繍を激しく思い出しました。あれも好きですね。(笑)みなさんは、いかがでしょうか?2013/12/14
朝比奈さん
6
20冊でした。もうちょっと長めにイントロ取ってくれないと分かりにくいよ。てか、このイントロチョイスは良く分からない。2013/12/21
ゆき
4
ほとんど知らない本で、青空文庫で読めるものはぽちった。 都立多摩図書館の移転でいらしたそう。女優さんだと思ったら脚本家でもあるのですね。2017/02/08