小原古邨―海をこえた花鳥の世界

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  • サイズ B5判/ページ数 189p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784582207217
  • NDC分類 721.9
  • Cコード C0071

出版社内容情報

クリムトも愛した花鳥画家の珠玉の作品集。4月に金沢で開かれる初の回顧展にあわせ、浮世絵蒐集家の原安三郎コレクションと小原家の所蔵から、選りすぐりの木版画を紹介

目次

序章 知られざる実像 小原古邨
第1章 生きとし生けるものへ 古邨時代
第2章 日々の暮らしのなかへ 祥邨・豊邨時代
第3章 古邨を育んだふるさと
第4章 海をこえて 欧米をめぐる古邨の花鳥風月
終章 時をこえて 故きを温ねて新しきを知る

著者等紹介

小池満紀子[コイケマキコ]
中外産業株式会社原安三郎コレクション担当・国際浮世絵学会常任理事

ブラウン,ケンダール・H.[ブラウン,ケンダールH.]
カリフォルニア州立大学ロングビーチ校芸術学部アジア美術史学教授

中村真菜美[ナカムラマナミ]
石川県立歴史博物館学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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参謀

1
明治後期から昭和初期までの間に、数百点以上もの花鳥版画を残した“知られざる絵師"小原古邨の作品集。クリムトも愛した花鳥画家というのであるから凄い。本書は4月に金沢で開かれる?初の回顧展にあわせ、浮世絵蒐集家の原安三郎コレクションと小原家の所蔵から、選りすぐりの木版画を紹介したものらしいです。これだけ美しい作品を作った絵師がなぜ知られざるというのが気になりますね。2021/05/22

🐚

0
作品に添えられた解説は、一篇の詩を読んでいるようだった。写真は目を凝らすほど小さいけれど、補うようにしたためられた膨大な解説は一読の価値ありです。2023/05/16

Y

0
★★★★☆2022/01/07

kaz

0
とても版画とは思えない、動物や花のイキイキとした雰囲気。その趣きの一因が故郷である金沢にあるというのも納得できる。図書館の内容紹介は『鳥や動物、昆虫などの愛らしい姿を描いた版画家、小原古邨。選りすぐりの作品を紹介するとともに、榎木孝明・渡邊章一郎・小池満紀子の鼎談なども収録。石川県立歴史博物館にて2021年4~6月開催展覧会の図録』。2021/10/28

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