出版社内容情報
鈴木・佐藤・田中などポピュラーな苗字から、「競」「虎杖」「六月一日」などの珍名・難読苗字まで、約130のルーツやいわれを面白く、わかりやすく説明。数字がらみや季節などに由来する苗字など、奥深い名前の世界を探訪する。
内容説明
日本の苗字はおよそ30万ほどある。人にくっついて生きているという意味で、こんな重要な文献はありません。また、苗字はほとんど訓読みで、ヤマトコトバでできています。苗字のルーツに迫ります。
目次
第1章 日本のポピュラーな苗字群像
第2章 単語一字だけのシンプルな苗字
第3章 数字がらみのユニークな苗字
第4章 動植物&食べものに関連する苗字
第5章 季節や時候に由来する苗字
第6章 珍奇な苗字びっくり専科
著者等紹介
丹羽基二[ニワモトジ]
1919年、栃木県に生まれる。國學院大学文学部を卒業。柳田国男、樋口清之の両氏に師事。地名・苗字・家紋の分野では、わが国で最高の権威。2006年(平成18年)、他界(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐしけん
0
読了!面白かったです。2013/09/30
伊室茨
0
自分たちが身分を示す時にただ形式的にあるように思っていた苗字には実に様々な逸話があることに驚かされた。特に珍しい苗字ほど驚かされることが多いのは確かである。(何か偉そうだな、オイッ)まぁ『佐藤』や『鈴木』などにも逸話はあるので面白いのは確かではあるが・・・・・・。特に顔に関する名前や行事に所縁のある名前、さらには『えっ、これもか!?』といった難解な苗字もありバリエーションも豊富な国はもはや日本だけだろう。しかもそれらのほとんど全てが古代からあるヤマトコトバであるのには思わず感服してしまった。ま、こっちも変2011/07/19