内容説明
本を読む子はどこか違う!童話、シリーズ作品、ファンタジー、ミステリーなど、子ども心を捉えて離さない国内・海外の名作52作を紹介。
目次
1章 Beginning―この本、一人で読んでみよう(『いやいやえん』;『ちいさいモモちゃんシリーズ』 ほか)
2章 Entertainment―とにかく楽しい、おもしろい!(『おさるシリーズ』;『ぼくは王さまシリーズ』 ほか)
3章 Fantasy―ふしぎな世界に出会う(『不思議の国のアリス』;『クレヨン王国 月のたまごPART1』 ほか)
4章 Contemporary―わたしたちの“今”が見える(『宇宙のみなしご』;『12歳たちの伝説』 ほか)
5章 Classic―名作にはわけがある(『こがね丸』;『ベロ出しチョンマ』 ほか)
著者等紹介
藤本恵[フジモトメグミ]
1973年、山口県生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科比較文化学専攻(博士後期課程)を単位取得退学。2003年に論文「錯綜する物語―薫くみこ『十二歳の合い言葉』の魅力」で、第1回日本児童文学者協会評論新人賞(佳作)を受賞。現在、都留文科大学初等教育学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひなにゃんこ
1
★3 掘りだし物というかド定番が中心かも。でも『いやいやえん』『くまの子ウーフ』『はれときどきぶた』『クレヨン王国』『だれも知らない小さな国』『モモ』…懐かしい児童書が「久しぶり!」と次々飛び出して、時間を当時に巻き戻したようにワクワク。読んでみたい・再読したい本が目白押し。ただ、あらすじに目を通していると、なんと主人公や重要な登場人物が死んでしまうことなど、結末まで書いてあるものがチラホラ…!? そりゃないよ!ネタバレされると読む気なくすんですけど(T_T) ということで個人的に★マイナス1です。2013/01/17
りつか
0
子どもに薦める本を探すにはいい本だと思う。見ていたら、自分が読んだことないものばかりで、自分の読書遍歴をちょっと反省しました…【大学】2009/10/01
ようこ
0
すこしまえによく読まれていた児童文学について造詣を深めたい人にはいいかも。子どもに本をすすめようと思う人には別の本を選んだほうがいいかも、だけど。巻末に文学館一覧があり、それは必見。2009/05/27
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