内容説明
(ヲシテ)が原・日本語である。これまで謎であった日本語の本質と起源が、ヲシテによって明快に解けるからである。日本語の言葉の意味と成り立ち、そして文法が、ヲシテによって説明できるからである。我々、「日本語・原論」プロジェクトは、その結論を、明らかな根拠とともに、無数の言葉の用例・文法の用例とともに、具体的に示すことができる。ヲシテからは、日本語の本当の姿が見える。本書は、その最初の報告である。
目次
ヲシテ文献とは何か
ヲシテとは何か
ヲシテ研究の前提
ヲシテ分析の準備
ヲシテ分析の道具
図象とイマジネーション
ヲシテ文法と仮名文法
安定原詞と安定分詞
呼求分詞1―動詞
呼求分詞2―形容詞〔ほか〕
著者等紹介
池田満[イケダミツル]
ヲシテ文献研究家である。故・松本善之助の衣鉢を継ぎ、ヲシテ文献を国史の基礎に据えるべく、長年にわたって孤軍奮闘を続けてきた
青木純雄[アオキスミオ]
弁理士であり、特許出願業務の専門家である
平岡憲人[ヒラオカノリト]
学校法人清風明育社専務理事、清風情報工科学院副校長である。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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残心
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「ヲシテ文献」について興味があり読み始めたが、この本は文字としてのテキストというか、文法などの基礎的研究の成果を教えてくれるものである。 したがってちょっとした素人はかなりの根気を要求されるものであり、途中で投げ出しても不思議ではない。丁寧にやさしく書いてはあるので、素養のある方には有用で貴重なものに違いない。2015/09/01
アデネ゙パミ
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日本語は、凄い2010/02/26
ken_ai
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丁寧に書かれており、もしこれが本当だったら・・・、と思わせてくれる。古代史のロマンに一石を投げる本2010/01/08
オノコロ
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イメージを論理で説明しているので、どうしても分かりにくくなっている部分がありますが、言ってることはシンプルです。「日本語はイメージで出来てて、そこには一定のメカニズムがあり、ヲシテの字の形がその核になってるよ」です。2009/05/13