内容説明
自分の資産を守り殖やしていく方法。日本株、FX、金、投資信託など、最新の金融商品の上手な使い方。
目次
第1章 資産設計塾・心理編―資産設計を始める前の7つのマインドセット(まず「人生の夢・目標」を設定する;経営者視点で考える ほか)
第2章 資産設計塾・理論編―資産を殖やす7つのセオリー(リターンよりリスクから考える;アセットアロケーションから決めていく ほか)
第3章 資産設計塾・知識編―個人投資家が使える11の金融商品(投資信託;外貨MMF ほか)
第4章 資産設計塾・実践編―実際に運用するための6つのプロセス(アセットアロケーションをリスクから決定する;資産を6つに分類して決めていく ほか)
第5章 資産設計塾・応用編―資産設計をさらに充実させる9つのポイント(タクティカル・アセットアロケーション;実物不動産投資 ほか)
著者等紹介
内藤忍[ナイトウシノブ]
1986年東京大学経済学部卒。1991年MITスローン・スクール・オブ・マネジメント卒業(MBA)。クレディ・スイス証券プライベートバンキング本部ディレクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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taka61
11
自らの資産を守り殖やしていく方法を、技術論に片寄ることなく、体系立てて解説してある良書。先ずはアセットアロケーション(資産配分)から決めていくや時間を分散する等、リスクを回避する方法が分かりやすく、思わず納得(^-^)/ これから投資を始めようとする人は、その前にご一読を!2013/08/03
みんと
6
日本人はコンサルティングにお金を払わない傾向にあるが、タダほど高いものはないという名言に納得。 銀行で1%の販売手数料を払うなら、FPに1万円を払ってノーロードファンドを買うのも手なのである。 この本は様々な投資法に関して詳しく説明している参考書であり、非常にわかりやすかった。 投資だけでなく持ち家を持つ上でのメリット・デメリットなど流動性リスクについても考えさせられた。2013/07/16
monotony
3
初版から読んで来ましたが、世界経済の流れをきちんと反映しようとしている&特定の金融商品を薦めるような記述がほとんどない。という点でこのシリーズはとても良心的です。3年スパンぐらいで改定し続けて欲しい。2013/06/11
深海(ふかかい)
3
個人投資家の必修書籍。金融商品の手数料に高いお金を払うくらいなら、こういった良書を読んで自分で勉強する方がリターンの見込める投資に違いない。ぼくは初版から本書を買い続けているが、リーマンショックの後も、大地震の後も、ブレてない。すべては、個人投資家が「自分の考え」で、「自分の責任」で、「自分に最適」なアセットアロケーションを構築するために。投資が趣味でも仕事でもない普通の個人投資家は、内藤忍と山崎元だけを読んでいれば十分だと思う。2013/01/26
ショウジ
3
私が資産運用を始めたのは筆者の本を読んだのがきっかけです。その意味で筆者の本はある意味私のロングセラーです。本書の初版から購入し読んでいました。内容は基本的に初版からの内容を踏襲し時代に合わせて変えていると感じました。筆者の資産運用の基本はアセットアロケーションを決め、定期的にモニタリングとリバランスをすることです。そういった運用をするには投資信託とかETFの長期運用が向いているのかなと思います。できればアセットアロケーションを決める際にどのように分散すればよいのか具体的な計算方法があるとなお助かります。2012/12/08