内容説明
知らないと困る、レポート・卒論・研究論文はそれぞれ、誰を想定読者とし、どのように書くとよいか?など。
目次
1章 研究の“常識”(科学とは何か;研究の方法論とデータ処理;データの適切な見せ方;統計手法の正しい使い方;研究倫理の基礎知識)
2章 卒論・投稿論文の“常識”(読者は誰かを考える;卒論・論文執筆の基本;理系らしい作文の書き方;論文発表のルール)
3章 科学技術英語の“常識”(英語の特徴を知る;日本人に多い文法の間違い;論文らしい英語)
4章 研究発表・プレゼンの“常識”(スライド作りの基礎;伝わる発表の仕方;外国語でのプレゼン方法)
著者等紹介
掛谷英紀[カケヤヒデキ]
1993年東京大学理学部生物化学科卒業。1995年東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻修士課程修了。1998年東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了、博士(工学)。通信総合研究所(現・情報通信研究機構)研究員、筑波大学機能工学系講師などを経て、筑波大学システム情報系准教授。3次元画像工学、人工知能などの研究に従事。実用英語技能検定1級。大学、大学院で技術者倫理関連科目を長年担当しており、2016年より一般財団法人公正研究推進協会理工学系分科会委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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pyamatyantyan
2
論文では下意上達を意識することはハッとした。 動詞を意識することで英語は良くなる。翻訳を使うとしても、主語を省略しないで英語を直訳したものを意識すると比較的上手くいく。 論文は説明文で、読者に正確にわかってもらえるように書くと良い。2021/01/28
とろろ
0
パワポや論文の作り方おおまかにわかった。2024/07/08
Wisdom
0
研究室に配属されたばかりの学生は,1冊くらいはこの手の本を読んだほうが良いと思いますね. ”常識”というのも日々変化するものなので,特に刊行されたばかりの本書はオススメです.2021/02/25
Takeshi Iyoda
0
私も研究室学生に心掛けていることがたくさん掲載されており,同感できるところばかりであったと共に,勉強になりました. まずは,大学院生に読ませると共に指導に役立てていきます!2020/12/21
りんこ
0
フレーズやスライドの見せ方など、参考になりました。2020/09/30