出版社内容情報
9巻に編集された著作集にさらに2冊を追加する。ステュアート『経済の原理』の全容は次第に明らかになりつつあるが本書はステュアート研究の水準を一段と高めるものである。
目次
A 最初の経済学体系
B マルクスまでのステュアート
C ステュアートと経済学における歴史主義
D ステュアート『経済の原理』の成立事情
E 『原理』における「インダストリ」について
F ステュアート信用論の構造
G ステュアートの見たジョン・ローのシステム
H スチュアート租税論の基礎的考察
付論 先行的蓄積と原始的蓄積―『国富論』成立史の問題点