出版社内容情報
メディアの第一線で活躍する研究者が政治とメディアの関係性をあぶりだす。アメリカの大統領や日本の首相、そして日米、日中、日韓など国際関係における政治コミュニケーションの射程と変容を紹介。SNS活用の動向や、注目のパブリックディプロマシーもとり上げ、一歩踏み込んだ内容も学べる。
内容説明
メディアの第一線で活躍する研究者が政治とメディアの関係性をあぶりだす。アメリカの大統領や日本の首相、そして日米、日中、日韓など国際関係における政治コミュニケーションの射程と変容を紹介。SNS活用の動向や、注目のパブリックディプロマシーもとり上げ、一歩踏み込んだ内容も学べる。
目次
第1部 アメリカ(総論:アメリカにおける政治コミュニケーション―ルーズベルトからトランプまで;マーケティング・デモクラシーとしての大統領政治―選挙と統治の戦略技術とその影響;政治的対立とメディア:歴史的視点から―保守政治の発展と世論・メディア;政治とメディアの分極化進む現代アメリカ―存在感増すソーシャルメディア)
第2部 日本(総論:日本における政治コミュニケーションの射程と変容;プレーヤーとしての政治メディア・政治ジャーナリスト―首相とメディアの関係性の変遷から;インターネット世論と政治―日本におけるインターネット選挙運動の解禁と近年の動向;メディアの分断と政治の分断―各紙社説の実証的分析)
第3部 国際関係(総論:国際関係とメディアの構図―メディアコミュニケーションによる国際関係の視点;戦争とメディア―歴史的事例からの視点;日米、日中、日韓関係とメディア―日本外交と世論の視点;大国の覇権争いとしてのメディア戦―パブリック・ディプロマシー(PD)、ソフト・パワー、シャープ・パワーの視点)
著者等紹介
石澤靖治[イシザワヤスハル]
学習院女子大学国際文化交流学部国際コミュニケーション学科教授。元学長(2011~2017年)。ハーバード大学ケネディ行政大学院修了(MPA、1990年)。博士(政治学、明治大学)。ワシントンポスト極東総局記者、ニューズウィーク日本版副編集長を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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