出版社内容情報
万葉集の歌を、絵ものがたりと万葉文化の第一人者のわかりやすくたのしい解説で贈る好評シリーズ。花村えい子氏の叙情ゆたかな絵本で導入部分を描き、後半は、歌の意味や背景を、奈良大学の上野誠氏の監修により紹介する。日本のこころと言葉を自然に味わう一冊。第3巻は、平城京での市場の賑わいや、衣服のための麻づくり、農作業の様子に焦点を当て、万葉時代の人々の暮らしぶりや、愛しい人を思う恋の歌を紹介する。
内容説明
万葉集の歌を、花村えい子先生の叙情ゆたかな絵本で導入。後半は、歌の意味や背景を、奈良大学の上野誠先生の監修を受け、絵や写真、図版とともに、わかりやすく解説。「日本のこころと言葉」を楽しもう!小学生から楽しめる!
目次
絵本 白い麻衣を
平城京の中に市場(市)があったの?
麻布をつくるのは女の仕事だったの?
麻にかかわる恋の歌
平城京の役人は、農繁期に休みがもらえたの?
農作業に関係する歌には、ほかにどんな歌があるの?
平城京に時計はあったの?
女流歌人の恋の歌には、どんな歌がある?
資料編
著者等紹介
上野誠[ウエノマコト]
奈良大学文学部教授。第12回日本民俗学会研究奨励賞、第15回上代文学会賞、第七回角川財団学芸賞、第20回奈良新聞文化賞、第12回立命館白川静記念東洋文字文化賞受賞。著書多数。万葉文化論の立場から、歴史学・民俗学・考古学などの研究を応用した『万葉集』の新しい読み方を提案
花村えい子[ハナムラエイコ]
1959年、貸本漫画「別冊・虹」に『紫の妖精』を発表してデビュー。以来、少女漫画界を代表する漫画家として、今日まで精力的に作品を発表しつづける。2007年、フランス国民美術協会(SNBA)サロン展覧会に招待作家として参加、特別賞受賞。1960~70年代に描いた少女のイラストが可愛いと話題になり、国内外でグッズが販売されている。代表作に『霧のなかの少女』『花影の女』や、絵本『三月十日の朝』などがある。その抒情的な表現は高い評価を得ている。近年は『源氏物語』を描くことをライフワークとしている。日本漫画家協会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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