先住民vs.帝国 興亡のアメリカ史―北米大陸をめぐるグローバル・ヒストリー

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先住民vs.帝国 興亡のアメリカ史―北米大陸をめぐるグローバル・ヒストリー

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  • サイズ 46判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784623089918
  • NDC分類 250
  • Cコード C0022

出版社内容情報

合衆国が生まれる以前の北アメリカ大陸。そこでは先住民たちとヨーロッパの諸帝国による、さまざまなドラマが繰り広げられていた――。本書は初期アメリカ史研究の第一人者による、コンパクトな近世北米大陸史。先住民がときに植民者を脅かし、打ち負かし、また交易相手や戦争時の同盟相手として大きな力を持っていたことが、深い学識に裏打ちされた明快な叙述から鮮やかに浮かび上がる。
●原著 Alan Taylor

内容説明

合衆国が生まれる以前の北アメリカ大陸。そこでは先住民たちとヨーロッパの諸帝国による、さまざまなドラマが繰り広げられていた―。本書は初期アメリカ史研究の第一人者による、コンパクトな近世北米大陸史。先住民がときに植民者を脅かし、打ち負かし、また交易相手や戦争時の同盟相手として大きな力を持っていたことが、深い学識に裏打ちされた明快な叙述から鮮やかに浮かび上がる。

目次

序章 地図
第1章 遭遇
第2章 ヌエバ・エスパーニャ
第3章 ヌーヴェル・フランス
第4章 チェサピーク植民地
第5章 ニューイングランド
第6章 西インド諸島とカロライナ
第7章 イギリス領アメリカ
第8章 帝国

著者等紹介

テイラー,アラン[テイラー,アラン] [Taylor,Alan]
1955年アメリカ合衆国メイン州生まれ。1986年ブランダイス大学大学院修了(Ph.D.)。ボストン大学准教授、カリフォルニア大学デイヴィス校教授をへて、現在、ヴァージニア大学トマス・ジェファソン財団講座教授(歴史学)。主著:William Cooper’s Town:Power and Persuasion on the Frontier of the Early American Republic.New York:Alfred A.Knopf,1995.(バンクロフト賞、ピューリッツァー賞受賞)。The Internal Enemy:Slavery and War in Virginia,1772‐1832.New York:W.W.Norton.2013.(ピューリッツァー賞受賞)

橋川健竜[ハシカワケンリュウ]
1969年神奈川県生まれ。1992年東京大学教養学部卒業。2002年コロンビア大学大学院修了(Ph.D.)。千葉大学文学部専任講師、同准教授をへて、現在、東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

19
もとはオックスフォードのベリショ。原題は「北米植民地」みたいな感じかな。ヨーロッパからの植民者が、先住民を一方的に排除してみたいなお話を打ち砕く、多様なアクターがせめぎ合う闘争の場として北米植民地の歴史を描く。イギリス、フランス、スペインが設けた植民地を個別に紹介することで、その置かれた状況や先住民との関係の違いが把握しやすく、単線的な歴史理解を改める助けになる。これら複数の帝国を束ねた先に「アメリカ合衆国」という新たな帝国があり、本書がハワイ王国の併合で終わっているのが何とも象徴的に感じるところである。2024/02/23

ドラマチックガス

13
途中からは流し読み。物語的なもの、あるいは研究書っぽいものを想像していたら、がっちり歴史の流れを追うものだった。看板通りで僕の勝手な勘違い。開始早々、コルテス、ピサロを始めとするスペインによる凄惨な米大陸侵略の描写。その後もイングランドやフランスによって先住民族が支配され、対立を煽られ、翻弄されていく。あまりの辛さに快速モード…←逃げるな!! とセルフツッコミ。先住民VS帝国の歴史としては本当にしっかりしていそうなので、辞書・年表的な地位で机の近くに置いておきたい。2023/01/19

スプリント

9
自由の国アメリカ。 その実態はヨーロッパから移り住んだ人々にとっての自由でしかなく、先住民を駆逐し支配した歴史を持つ国でもあります。2021/12/29

Shotaro

3
以前より感じていたアメリカ国民の自由への思いの強さと団結力について、オリンピックを機により深く知りたいという思いが強くなり読了。本書では独立宣言については特に触れられていない。一般的なアメリカ史ではイギリス目線でのストーリーが語られるが、緻密な研究に基づいたそれぞれの国目線での植民地統括法や先住民目線での被支配についてがわかりやすかった。アメリカでは州が非常に強い存在であるが、植民時代に独自の文化、生活を作り上げたその矜恃のようなものが今でも根強く残っているからなのだと感じた。2021/08/14

てり

2
これは良書。200ページに満たない中に植民地時代アメリカのエッセンスがコンパクトにまとまっている。アメリカに植民地を置いた各国の動きから、各植民地の性格、そして先住民との関係までとってもイメージしやすい。平坦に事柄を列挙するような歴史本が多い中、このまとまりの良さは素晴らしい。やっぱ書き手なんだなぁ。2022/05/01

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