出版社内容情報
歴史家と考えよう、「歴史」のとらえ方・描き方
学校で習う日本史・世界史はもちろん、マンガやゲーム、小説、映画、ドラマのなかにも「歴史」との接点はたくさんある。横溢する「歴史」にどう向き合うべきか? 6人の歴史家による問題提起。
市民講座、自分史、歴史小説、映画、テレビ、漫画、ゲーム……私たちの日常には「歴史」があふれている。一方、学校現場では歴史教育に苦労している。学生が減り、制度も変更され、学習指導要領では「(暗記ではなく)歴史的思考力を」と求められる。過去についてもあらゆる情報が氾濫し、誰も信憑性を保証しない今、一人ひとりの「歴史的思考力」が問われている。本書は歴史をとらえる力をいかにして養うか、どのような点に留意して歴史をみるべきかを考える書。
内容説明
歴史家と考えよう、「歴史」のとらえ方・描き方。学校で習う日本史・世界史はもちろん、マンガやゲーム、小説、映画、ドラマのなかにも「歴史」との接点はたくさんある。横溢する「歴史」にどう向き合うべきか?6人の歴史家による問題提起。
目次
第1部 歴史像ができるまで(歴史と出会うとき;歴史の中で「他者」と出会う;史料から歴史へ;歴史を意味づける;「歴史の見方」に潜む落とし穴)
第2部 歴史を教え学び、考える(「歴史的に考える」ことの学び方・教え方;大学で歴史を学ぶということ;日常の中で歴史的に考える「七カ条」)
著者等紹介
南塚信吾[ミナミズカシンゴ]
1942年生まれ。1970年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。1967年国際学修士(東京大学)。現在、NPO歴史文化交流フォーラム付属世界史研究所所長、千葉大学・法政大学名誉教授
小谷汪之[コタニヒロユキ]
1942年生まれ。1972年東京大学大学院人文科学研究科東洋史博士課程中退。現在、東京都立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おおにし
OKKO (o▽n)v 終活中
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Masatoshi Oyu