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内容説明
病気予防の常識は次々上書きされている。鍵を握る「食事」、「運動」、「睡眠」、「ストレス」について最新の医学が示す新常識とは――「野菜の“適度な毒”の効用」「コーヒーは夕方飲まない」「カレーがアルツハイマーを抑制」「良いストレスと悪いストレスの違い」「認知症予防にベストの運動」「夜更かしは認知症のもと」等々、コロナ時代に知っておくべき33のポイントを医師がわかりやすく説く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミライ
41
病気(新型コロナ)にかからない為の食事・運動・睡眠手法(+ストレスコントロール)を解説した一冊。他の健康本と比べて細かい用語がわかりやすく説明されており、難しい言葉もちょくちょく出てくるがスラスラ読めると思う。今現在、日本一の長寿県は長野県だということを初めて知った(沖縄県は長寿的には今ではかなり下らしい)。長野モデルとして(長野県の)長寿の秘密が語られているのが面白かった。2021/04/27
よっち
35
病気予防の常識は次々上書きされている。鍵を握る「食事」「運動」「睡眠」「ストレス」について知っておくべき33のポイントを医師がわかりやすく説いた一冊。意識として病気を治すではなくかからないこと、1975年当時の魚のタンパク質が豊富な日本食が理想なこと、有酸素運動が効果的なこと、睡眠は8時間以上摂ること(6時間未満の睡眠不足はいろいろな意味で危険)、過度なストレスが続くのは良くないが弱いストレスに対応することで強い抵抗力を得られる、孤独は健康を阻害するなど、特に目新しくはなかったですが改めて確認できました。2021/02/26
金吾
27
参考になる部分が多々あります。特に睡眠については最近しっかり眠れない日々が続いていますので実践しようと思いました。2022/03/11
チャー
14
医師である著者が、最新の科学の進歩によって得られた健康に良いとされる知見を紹介した本。専門的な内容がわかりやすく解説されている。昨今の感染症に対する基本的な免疫の考え方も記されており参考になる。健康維持のためには食事、睡眠、運動の適切な選択と実践が基本であるが、現代社会では加えてストレスに対する知識とコントロールも重要。適度なストレスは抵抗力を得るために必要な良いストレスであるが、自身が望まないことを延々と強制されるのは悪いストレス。社会的な孤立がメンタルにも悪影響を与えるという知見は新たな気づき。2022/04/30
佐藤一臣
8
エビデンスと作用機序が詳述されていて理解しやすい。健康予防には、食事、運動、睡眠、ストレスの4つをどう丁寧に扱うかが大切で、その扱い方についてわかりやすく説明してくれている。噛む効果、苦味ストレス、まごわやさしい、適応発癌、ホモ・サピエンスの特徴、ホルミシス効果など、唸らせる。これはぜひ健康予防読書会の課題図書として取り上げたい。2022/09/28