ビッグコミックス<br> エチカの時間(3)

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ビッグコミックス
エチカの時間(3)

  • 著者名:玉井雪雄【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 小学館(2020/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098607006

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内容説明

2ndシーズン日本「種苗問題」編、始動!

農業が変わる!? 農業を再起動する!?

日本の米どころのある町で農業革命を起こすべく
新ブランド米の「田植え」が行われる前夜――
新たなる“エチカ案件”が発生!

その“希望の種”は、農業を崩壊させてしまう
“絶望の種”である可能性を持っていたのだ。

何が希望で何が絶望か。そのことを皆に知らせるか、知らせないか――
新章、2ndシーズンは食の根幹にかかわる「種と苗」の問題に迫る!

この問題は、作為と不作為という、
私達と世界との関わりにも根源的な問いを発している――

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トラシショウ。

22
「でも、まぁこの国道沿いと同じだよ。結局は俺達が選んでんだよな──」。新エピソード・画期的なブランド米生産プロジェクトを巡る不都合な真実を市民に「伝えるか」「伝えないか」を問う「作為・不作為案件」の開幕。道義的、倫理的観点の正しさを優先すれば経済破綻、利潤を採れば一生紐付けされた上に遠からぬ日本の農業崩壊への道の二者択一。推し量るべき、優先すべきは経済と文化のいずれなのか。またしても、と言うか相変わらず「正解」を選び難い問題編で、作者は相当熟考してプロットを組み立てているんだろうな(以下コメ欄に余談)。2020/09/03

2
4 新刊読了。トロッコ問題に続くエチカバトルのテーマは「作為・不作為」。具体的には町おこしの一環として推進されている革命的なブランド米が、実は外資系の焼畑農業ビジネスという事実を関係者に告知するかしないか、という問題。トロッコ問題に比べると一気に地味な社会問題になったが、それ以前に今回の「作為・不作為」がトロッコ問題の線路を切り替えるか・切り替えないかとどう違うのかよく分からない…。結局対立軸も「功利主義」と「義務論」だし。面白いんだけど、自分の理解力が追いついていない気がするのが悲しい。2020/10/18

MS009

1
作為と不作為。種苗法・種子法の何が問題なのか、この巻だけじゃモヤッとしたままお預けくらってる感じ。次巻が待ち遠しい。2020/09/02

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