出版社内容情報
パーソナリティ心理学の基礎を学べるテキスト。全体を94のトピックにより構成し、2頁または4頁で簡潔に解説する
目次
1 パーソナリティ論の歴史
2 パーソナリティをとらえる心理検査
3 パーソナリティの形成のプロセス:乳幼児期
4 パーソナリティの形成のプロセス:学童期から老年期まで
5 パーソナリティの深層へのアプローチ
6 パーソナリティの成長に関する理論
7 人生の危機とパーソナリティ
8 特徴的なパーソナリティ
9 パーソナリティに関するジェンダー的アプローチ
10 個人と集団のパーソナリティ論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Jey.P.
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パーソナリティ論を期待して買ったが、公認心理師試験向けなのか、精神分析などの今や怪しそうな話も多い パーソナリティの類型論・特性論、検査法やビッグファイブの下位アセットの話は面白かった 試験やカリキュラムによって、学ぶ内容が固定されてしまう例なのかなと思った2021/11/16
jackbdc
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パーソナリティ心理学分野の大掴みにチャレンジするのは初めて。色々と面食らう部分もあったが楽しい体験となった。印象に残った点は、エリクソンの心理社会的発達理論の強引さ。フロイトのエディプスコンプレックスもそうだが、初学者にとっては個人的な思い込みの類に感じる体験を、恥ずかしげもなく一般化したのでは?という理論が少なくないような気がする。先人の理論との連なりや他分野の研究との関係等から客観的に把握することの重要性は理解できるけれども。初学者故の戯言だろうか?この分野の学習者がどう感じているのか知りたい。2020/10/27
Go Extreme
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キャラクター:人なりの構成要素 パーソナリティ:人となりそのもの 素朴な類型論→近代的類型論 ユングの4機能論:思考・感情・感覚・直感 類型論vs特性論的アプローチ ビッグ・ファイブ理論 自己観の形成過程:新生→中核→主観的・間主観性→言語的 成人期後期のパーソナリティ形成 生殖性・世代性vs停滞 自我の成熟と親役割受容 老年期超越性 サクセスフル・エイジング タイプAパーソナリティ 心理的両性具有 多様的vs均質的集団 2020/07/23