出版社内容情報
少子・超高齢社会を迎えたわが国の高齢者をめぐる諸政策はどのように決定されてきたのか――。本書は、戦後日本における高齢者政策に焦点を当てながら、福祉制度における大きな変化をもたらした5つの政策を事例として取り上げ、それらの政策決定過程を「日本型政策形成」と特徴づけて、精細に分析する。
内容説明
少子・超高齢社会を迎えたわが国の高齢者をめぐる諸政策はどのように決定されてきたのか―。本書は、戦後日本における高齢者政策に焦点を当てながら、福祉制度における大きな変化をもたらした5つの政策を事例として取り上げ、それらの政策決定過程を「日本型政策形式」と特徴づけて、精細に分析する。
目次
第1部 社会福祉政策の基礎理論(本書の理論的アプローチ;福祉政策決定に関する理論的考察;日本における福祉観の形成とその変遷プロセス)
第2部 高度経済成長期における高齢者福祉政策(1960年代の高齢者福祉と老人福祉法;1970年代の高齢者福祉と老人医療費無料化制度)
第3部 安定成長期における高齢者福祉政策(新保守主義と福祉政策改革の政治過程;高齢化社会と老人保健法;1980年代の高齢者福祉と健康保険法の改正)
第4部 低成長時代における高齢者福祉政策(高齢社会と介護保険法―政策問題としての介護問題;超高齢社会と介護保険法―介護保険法案の成立と制度の問題点)
今後の課題
著者等紹介
尹文九[ユンムング]
1962年韓国生まれ。1998年筑波大学社会科学研究科博士課程修了(法学博士)。明和大学大学院行政学科講師を経て、東京福祉大学社会福祉学研究科教授。専攻は社会福祉政策、高齢者福祉論、福祉行政、地域福祉(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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