現代北海道文学論―来るべき「惑星思考(プラネタリティ)」に向けて

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現代北海道文学論―来るべき「惑星思考(プラネタリティ)」に向けて

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  • サイズ 46判/ページ数 210p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865381054
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

“北の想像力”の可能性を探る―北海道文学を世界と結ぶ論考の数々!総勢19名による疾風怒濤の評論集!

目次

第1部 「北海道文学」を中央・世界・映像へつなぐ(円城塔―事実から虚構へダイナミックな反転(渡邊利道)
山田航―平成歌人の感性の古層に潜む「昭和」(石和義之) ほか)
第2部 「世界文学」としての北海道SF・ミステリ・演劇(河崎秋子―北海道文学の伝統とモダニズム交錯(岡和田晃)
山下澄人―富良野と倉本聰 原点への返歌(東條慎生) ほか)
第3部 叙述を突き詰め、風土を相対化―「先住民族の空間」へ(渡辺一史―「北」の多面体的な肖像を再構成(高槻真樹)
小笠原賢二―戦後の記憶呼び起こし時代に抵抗(石和義之) ほか)
補遺(伊藤瑞彦『赤いオーロラの街で』(ハヤカワ文庫、二〇一七年)―大規模停電の起きた世界、知床を舞台に生き方を問い直す(松本寛大)
馳星周『帰らずの海』(徳間書店、二〇一四年)―時代に翻弄されながら生きる函館の人々(松本寛大) ほか)

著者等紹介

岡和田晃[オカワダアキラ]
文芸評論家、ゲームデザイナー、現代詩作家、幻想文学専門誌「ナイトランド・クォータリー」(アトリエサード)二代目編集長、東海大学・法政大学講師。1981年、上川管内上富良野町生まれ。早稲田大を経て、筑波大大学院で修士号を取得。日本SF作家クラブ、日本文藝家協会、日本近代文学会等会員。『「世界内戦」とわずかな希望』(日本SF評論賞優秀賞受賞作を含む、アトリエサード)、『反ヘイト・反新自由主義の批評精神』(北海道新聞文学賞佳作の改題、寿郎社)、『掠れた曙光』(詩集、幻視社、茨城文学賞)ほか著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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おさむ

30
直木賞をとった「熱源」は樺太アイヌというこれまで日の当たらなかった題材が新鮮だった。最近は「凍てつく太陽」や漫画「ゴールデンカムイ」など北海道がらみの作品のヒットが目立ちます。その理由を探ろうと読んでみた本著。北海道出身の作家さんや、北海道が舞台の小説、詩歌、SFなど取り上げられているのが多彩でした。よく沖縄文学と比べられますが、文芸評論家の川村さんの「地方路線の廃止など諦めずにもっと怒ってもいいはず。北海道文学には闘争心がない。『植民地』から抜けきっていない」という指摘には首肯しました。2020/02/08

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