内容説明
ユニバーサルデザインの授業づくりを超えて。授業のエピソードをとおして捉えるインクルーシブ授業の原理と指導性。
目次
特別支援教育の「常識」をとらえなおす
第1部 「学ぶ」とはどういうことか?―インクルーシブ授業の学習観(「参加」という視点から授業づくりをとらえなおす;算数の「つまずき」のとらえ方と授業づくり;算数指導における感覚と身体の重要性;感覚と身体を通して読み、想像力を育てる授業)
第2部 「教える」とはどういうことか?―インクルーシブ授業の指導性(「わかる」を重層的にとらえる国語の授業づくり;国語の授業を「文化的実践」としてとらえなおす;学習困難児の「参加」を促す授業設計の方法;学習困難児が教材や他者と「つながる」授業づくり)
第3部 「ともに学ぶ」とはどういうことか?―共同的な学びを創り出す授業の展開(認識と感情を集団のなかで結ぶ授業づくり;共同的な学びを創り出す言語活動の展開;中学校生徒の「つながり」を生み出す教育実践の創造)
インクルーシブ授業の原理と指導方法
著者等紹介
新井英靖[アライヒデヤス]
1972年生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科を修了後、東京都立久留米養護学校教諭を経て、2000年に茨城大学教育学部講師となる。現在、茨城大学教育学部准教授。博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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