内容説明
医師や看護師などの専門職ではないけれども、病院での「困った」を手伝ってくれるボランティアの人々。患者とその家族の気持ちに寄り添い、向き合い、医療者への橋渡しをする。誰でもできると思われがちですが、ときには生死の深淵をのぞく患者に対応するには、一定の知識に基づいた方法論が必要です。本書は、23年間の経験を元に学生に教える立場になった著者がさまざまな事例を紹介し、必要な知識を伝えます。
目次
医療ボランティアとはどんな存在か
第1部 医療ボランティアのいる風景(急性期病院の外来におけるボランティア;急性期病院の病棟におけるボランティア;療養型病棟におけるボランティア;終末期におけるボランティア;緩和ケア病棟におけるボランティア;施設(特別養護老人ホーム)におけるボランティア)
第2部 医療ボランティアに必要な知識(医療ボランティアの基礎;病状に応じた関わり方;家族との関わり方;医療者が求めるボランティアとは)
著者等紹介
淺野マリ子[アサノマリコ]
1945年生まれ。1967年日本大学文理学部社会学科卒業。『銀座百点』編集部勤務、美術品商(銀座で画廊経営)と並行して23年間病院での医療ボランティアを経験し、現在、北里大学薬学部非常勤教員(医療ボランティア実習)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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