内容説明
本書はMatrixTesterというHAYST法のツールを用いることで、HAYST法の難しい理論的な説明は極力抑え、ソフトウェアテスト技法としてどのように使うかを事例で学べるようになっています。具体的にいうと、テスト戦略→テスト計画→テスト要求分析→テスト設計→テストアーキテクチャ設計→テスト実装→テスト実行というテストプロセスの流れに沿って実践的に解説しています。また、テスト結果の分析事例やテストの自動化についても言及しています。
目次
第1章 品質とソフトウェアテスト
第2章 ソフトウェアテスト技法のおさらい
第3章 基本的な原理・原則
第4章 直交表に割り付けるだけのテスト
第5章 HAYST法によるソフトウェアテストの考え方
第6章 HAYST法によるソフトウェアテストのつくり方
第7章 HAYST法による改善事例
第8章 自動化へのチャレンジ
第9章 テスト結果の分析
著者等紹介
秋山浩一[アキヤマコウイチ]
1962年生まれ。1985年4月富士ゼロックス(株)入社。現在、ソリューション・サービス開発本部にてソフトウェアテスト(HAYST法)のコンサルティング活動に従事、技術主査。博士(工学)。NPO法人ソフトウェアテスト技術振興協会理事。日本ソフトウェアテスト技術者資格認定委員会(JSTQB)ステアリング委員。(一財)日本科学技術連盟ソフトウェア品質管理研究会委員長(2011~2013年)、ISO/IEC JTC1/SC7/WG26委員(ISO/IEC/IEEE29119の標準化活動)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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