内容説明
戴冠式を目前にひかえた1902年、国会議員が連続して殺された。さらに、捜査を任されたロンドン警視庁のレストレード警部をあざ笑うように次次と議員が殺されていく。そして、事件を追う彼の前に、死んだはずの名探偵シャーロックホームズの姿が…。ワトソン博士、ホームズの兄、従弟も登場し、事件は意外な方向に―。20世紀初頭のロンドンを舞台にレストレード警部の活躍。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
5
殺人事件はSM部屋の下院議員だけにとどまらず次々と発生します。そしていよいよ、今までさんざんコケにされまくったホームズが登場します。まず登場するは影の政府の重鎮たるマイクロフト・ホームズ。そして、その従兄弟である盲目のオマール・ホームズ。そしてもう一人、ライヘンバッハの滝で死んで、棺桶がイギリスまで届けられたかの名探偵シャーロック、レストレードに言わせると麻薬中毒で誇大妄想の阿呆な探偵気取りが、何度となくそれらしい姿を見せます。はたして本物なのか、生きていたのか。2006/03/07
nac
3
★★★★2024/02/09
雪下睦月
1
レストレード警部好きだから古本屋で購入。ううむ。うううううむむむむ。一度読んだ本はどんなに自分と合わないと思っても、最後まで読むように努めています。何故なら、その本の中のたった一つの文章、たった一つの単語でも共感するものがあればそれはめっけもので、その本を読む為に費やした時間が無駄では無かったと思うから。然しだなぁ。ううむむむ。日本人的にゐたい部分もあり、うむむむむ。2012/10/07
いちはじめ
0
レストレード警部を主役に据えたシリーズ。続けて二冊読んだが、あまり好きなタイプではなかった1999/06/12