出版社内容情報
鈴木 修次[スズキ シュウジ]
著・文・その他
内容説明
わずらわしいことが多いこの世の中を克服して、スケール大きく、真に自由な世界に生きるには、どうしたら良いのか。また、どうしたらもっとも理想的な政治社会が作れるのか。そのことを一貫して考え続けたものが『荘子』である。『荘子』は、やがて、中国仏教の代表をなす禅を生んだ。『荘子』の知恵と禅の知恵との間には、共通するものが多い。本書は『荘子』的世界をわかりやすく解明し、禅との関連を明確に論じたユニークな著作である。
目次
1 荘周と『荘子』(荘周という人物;『荘子』という書物;『荘子』の特色)
2 『荘子』の思想(認識論;人生論;政治論;儒家批判;『荘子』の思想基盤)
3 『荘子』の影響(不老不死と道教;清談と『荘子』;禅と『荘子』;文学と『荘子』)
著者等紹介
鈴木修次[スズキシュウジ]
1923(大正12)年東京に生まれる。東京文理科大学卒。東京教育大学教授、広島大学教授、大阪教育大学教授、広島県立大学教授を歴任。文学博士。広島大学名誉教授。1989年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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