内容説明
環境の世紀といわれる21世紀において、私たちは自らの生活だけではなく未来世代のためにも持続可能な社会をつくるための方策を探求しなくてはならない。本書は「フィールドから考える」ことをモチーフに、第1部では地域環境を考えるための分析視角を提示し、第2部では具体的なフィールドにおける地域環境問題への取り組みとしての教育実践を紹介する。
目次
第1部 地域環境をとらえる視角(持続可能な地域社会の多様性と地方自治―グローカルな時代の地域間連帯に向けて;地域における環境運動とNPO;コミュニティのなかの労働組合;水辺をめぐるまちづくりと学校教育―京都市伏見区・濠川を事例として;「文化的景観」の特質と可能性 ほか)
第2部 地域環境のフィールドスタディ(「フィールドを学ぶ」ことの方法と意義;青森県大畑にみる森・川・海の再生への挑戦;青森県鰺ヶ沢町にみる過疎と環境問題;長野県飯田市にみる人間と環境の時代のまちづくり;地域を学び、地域で学ぶ―ふたつの事例から ほか)
著者等紹介
小島聡[コジマサトシ]
1962年東京都生まれ。1994年法政大学大学院社会科学研究科博士課程満期退学。現在、法政大学人間環境学部教授。専門は行政学、地方自治論
西城戸誠[ニシキドマコト]
1972年埼玉県生まれ。2003年北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(行動科学)。現在、法政大学人間環境学部准教授。専門は環境社会学、地域社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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