目次
人類と文化
人類学の歴史
人類と言語
生業
文化と経済
性と婚姻
家族と親族
ジェンダーとセクシュアリティ
人種について
民族とエスニシティ
法律・秩序・社会統制
政治と権力
宗教と世界観
人間の一生(時間と儀礼)
医療と文化
人類の移動と共生
開発と文化
観光と文化
文化人類学と民族誌
フィールドワーク
著者等紹介
綾部恒雄[アヤベツネオ]
筑波大学名誉教授。2007年没
桑山敬己[クワヤマタカミ]
1955年生まれ。北海道大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ありんこ
5
教科書のような内容でしたので、興味のあるところをゆっくり読みました。日本では当たり前のことでも、他の国では全く理解されないこともあるということ。驚異の部屋という言葉も初めて知りました。医療人類学という分野があることも知り、もう少し文化人類学を勉強したいです。2022/09/30
バナナフィッシュ。
5
食い摘まみ的本。概説書だからか、そういうことなんだけどさ、と言いたくなる場面が多い。うーむ。読む本を間違えたね。こりゃ。2017/12/14
コーキ
4
全体像がなんとなく頭に入ったような気がする。そろそろ概説書は卒業しよう。2017/07/21
あんかけ
3
図書館で「なぜ挨拶をするのか、みたいな本ないですか」と聞いたらこの本のある棚に案内されたので手に取った。 序盤は「なぜ我々はこの生活・文化をしているのか」という起源から始まり「地元とかばあさんはこんなことしてたな…」と腑に落ちるなど。この感覚が結構すき。 後半はもう少し文化について詳細に。面白かったのは民族が観光のまなざしを受ける話。自分も大阪歩いてるときに銃で撃つマネを外国人観光客にされたらウォォとかうめいて倒れ、外貨獲得の一角を担ってやらねばならないかもしれない。2023/03/19
Predora
3
文化人類学の教科書。デザイン分野のフィールドワークや組織の見直しなど、様々な分野において文化人類学が参考になると書いてあり、以前から興味があった。文化人類学では他文化の観察を通じて、常識と思いがちな自文化を再認識することができる。文化人類学的なマインドは、日常の様々なモノの見方に応用できて参考になると思った。 本書では、文化人類学がどういった学問でどのようなことを扱っているか概要を述べている。教科書的な構成のため若干読みづらい。また、章によって筆者が異なるため読み易さに差異があった。2020/05/02
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- 和書
- かえで