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異文化接触における文化的アイデンティティのゆらぎ

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  • サイズ A5判/ページ数 226p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623044931
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C3011

内容説明

多文化社会のなか、文化間移動をした個人はどのように文化的アイデンティティを作っていくのか。「外国語指導助手(ALT)」を手がかりに、個人のミクロな営み(アイデンティティの「位置取り」プロセス)が、学校環境や制度、歴史といったマクロの次元とどう関係しているのかを、学校でのフィールドワークをもとに本書は解き明かしていく。

目次

序章 日本の文教政策より生まれた「外国語指導助手」
第1章 文化的アイデンティティ研究への視座
第2章 語学指導などを行う外国青年招致事業(JETプログラム)―本研究の背景
第3章 対人場面と教育場面における位置取り―本国でマイノリティであった外国語指導助手
第4章 対人場面と教育場面における位置取りの縦断的変化―本国でマジョリティであった外国語指導助手
第5章 自己効力感と位置取り―授業での日本人英語教師と外国語指導助手の関係性に注目して
第6章 自己効力感の背景としての学校環境
第7章 位置取りへのマクロ次元の影響―自己効力感を中心に
終章 新しい文化的アイデンティティ理論の生成―位置取りのゆらぎのメカニズム

著者等紹介

浅井亜紀子[アサイアキコ]
1961年山口県生まれ。1990年サンフランシスコ州立大学スピーチコミュニケーション大学院異文化間コミュニケーション専攻修了、修士(スピーチコミュニケーション)。2004年お茶の水女子大学人間文化研究所人間発達科学専攻博士後期課程修了、博士(人文科学)。カリタス女子短期大学言語文化学科コミュニケーション文化専攻専任講師、慶応大学、東京女子大学で非常勤講師。専門は文化心理学、コミュニケーション論、異文化間コミュニケーション、文化的アイデンティティ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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