教授のお仕事

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163811901
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

中教授は比較文化学を教えている。でも仕事はそれだけじゃない。退屈な教授会、学生の人生相談と、センセイたちの実態を活写する。

内容説明

早稲田大学名物教授が初めて描く派閥争い、アカハラ、モンスター・スチューデンツなど先生たちのトホホな舞台裏。連作短編小説集。

著者等紹介

吉村作治[ヨシムラサクジ]
1943年東京都生れ。早稲田大学名誉教授。エジプト考古学者。1966年当時早稲田大学生で、アジアで初めてのエジプト調査隊を恩師故川村喜一教授と計画し実行。その後カイロ大学に留学し、45年にわたって現地調査を行った。1987年にはクフ王のピラミッド南側から4550年前の太陽の船をハイテクで発見し、2011年には同船坑の蓋石を取り出し、現在船の部材を取りあげ復原に向けてプロジェクトを進行させている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨータン

15
大学の先生大変過ぎ。親のクレーム対応などまるでサービス業。それに他の教授との関係も意外と面倒くさそうだし。大学は今後学生の数が減り、学生獲得にも苦戦しそうだから、ますます学生をお客様扱いするんだろうな。2017/11/22

naka

10
吉村先生、文章上手ですね。と言っては失礼かもだけど(^^;)案外面白かった。大学組織のあれこれが書いてある。大学とは何か。今まであまり考えなかった。既に社会人になった私としては、学ぶとは、社会とは、組織とは、に置き換えて時が尽きるまで学び続けたい。2018/04/20

焼きそばん

9
大学教授も時代の変化に翻弄されて、研究だけしていれば良い時代は終わったと言った内容を、少し愚痴も混じりながら、体験が半分位含まれているような感じ面白おかしく書かれています。お気楽に読める一冊でおススメです。2017/11/05

あきとら

6
面白かった。大学の先生が、ボランティア学生の相談にのったり、モンスターペアレンツに対応したり、学生があやしい宗教に巻き込まれないように骨を折ったりするなんて大変だナーとおもった。自分が学生のときは、大学のセンセイに相談することなんて皆無に近かったし。実体験が元になってると当然思うけど、表紙の絵も吉村先生そっくりだよね。2012/04/16

しょこら★

5
ふむふむ、という感じ。目新しさはないけれど、大学に通ったことのないわたしには新鮮というか…授業の単位、長期休暇、ボランティア、生徒の不始末―簡易大学生気分?タイトル通り教授目線なんだけど。笑2012/06/14

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