出版社内容情報
【内容】
いま、女子大生は元気いっぱいだ。けれど、親からの自立、家を離れること、自分とは何か、自分の進路をどう決めるか、友人、異性との関係など本当の大人になるための葛藤は多い。女子大でカウンセリングに携わってきた先生方の目から見た現代の女子大生たち。読むカウンセリング!
【目次】
はじめに
第1部 人格の成熟、問題と悩みの意味
第1章 心理的問題と悩みの意味
1 悩みの深まる時期としての青年期
2 人生の重荷
3 悩むことの意味
4 知ることは悩み考えること
5 悩むためには悩む力がいる
6 不安はどう処理されるか
7 居場所、支え、目的
第2章 人格の成熟――青年期の意味、大人への移行
1 青年であるということ
2 境界人としての青年
3 成熟とは――大人への移行
第3章 21世紀に生きる女性の問題
1 少子化社会の女性たち
2 親と娘の関係
3 21世紀型の女性たちへ
第4章 対人関係の重要さ
1 親子関係
2 友人関係
3 異性関係
第2部 カウンセリングの役割
第5章 学生相談室の役割
1 大学と学生相談
2 学生相談室の四つの機能
3 他機関との連携
第6章 カウンセリングとは
1 はじめに
2 カウンセリングと相談
3 カウンセリングが目指すもの
4 カウンセラーの取り組み
5 クライエントの取り組み
第7章 援助的関係で生じる問題
1 クライエントの動機づけ、期待の問題
2 クライエントとカウンセラーが「合わない」という問題
3 クライエントの激しい感情に関する問題
第3部 カウンセリングの中の女子大生
第8章 学生相談の主要な主訴・事例
新1年生の履修・勉学
学習場面での無気力・アパシー
今の専攻ではなく他の専攻分野をやりたい・転科、転部、転学
退学したいが推薦入学なので母校に迷惑がかかるのではと不安
目標をもたずに入学したので、いま何をしたらよいかわからない(他15例)
第9章 ケース研究
1 不本意入学とその背後にあったもの
2 進路・人生の選択
3 母からの自立
4 摂食障害
5 分裂病と診断された学生を支えて
内容説明
今、女子大生は元気いっぱいだ。けれど、親からの自立、家を離れること、自分とは何か、自分の進路をどう決めるか、友人、異性との関係など本当の大人になるための葛藤は多い。女子大でカウンセリングに携わってきた先生方の目から見た現代の女子大生たち。読むカウンセリング。
目次
第1部 人格の成熟、問題と悩みの意味(心理的問題と悩みの意味;人格の成熟―青年期の意味、大人への移行;二一世紀に生きる女性の問題;対人関係の重要さ)
第2部 カウンセリングの役割(学生相談室の役割;カウンセリングとは;援助的関係で生じる問題)
第3部 カウンセリングの中の女子大生(学生相談の主要な主訴・事例;ケース研究)
著者等紹介
鈴木乙史[スズキオトシ]
1948年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。現在、聖心女子大学教授、学生相談室長。臨床心理士
佐々木正宏[ササキマサヒロ]
1953年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。現在、国学院大学教授。臨床心理士
吉村順子[ヨシムラジュンコ]
1955年生。京都大学大学院博士課程単位取得満期退学。現在、石川県心の教育推進専門委員会委員長、元金沢経済大学助教授。臨床心理士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 音と波の力学