出版社内容情報
【内容】
介護保険法とNPO法の施行によって市民主体の社会づくりに向けて大きな一歩を踏み出した。しかし、NPOは、ヒト・モノ・カネ・ノウハウの不足に直面している。一方、労働組合や生協・労働金庫など共益型NPOは多くの資源を持ちながら、それを有効に生かし切れていない。本書は、市民系NPOと共益型NPOとの多様な協働のありかたを探ることによって21世紀市民型社会を展望する。最前線のNPOの実践報告をはじめ、全国初の「介護保険市民オンブズマン」や「NPO専用融資システム」・「NPO寄付システム」も紹介。
【目次】
まえがき…………………………大阪ボランティア協会 早瀬 昇
第1部 近畿ろうきんNPOフォーラム
市民主体の社会づくりの可能性を探る
◇基調講演 21世紀制度改革
――世間型社会から市民型社会へ。そのときNPOの役割は
…………………………日本NPOセンター 山岡義典
◇セッション NPOの実践から
・コミュニティ事業をインキュベートする
……コミュニティ・サポートセンター神戸 中村順子
・新しい価値の発信者としてのNPO
……………………きょうとNPOセンター 深尾昌峰
・元祖NPO お寺からの発信
……………………………浄土宗應典院住職 秋田光彦
◇パネルディスカッション
21世紀の市民社会の可能性を探る
第2部 非営利セクターの多様な協働のありかたを探る
1 NPOと労働組合・ろうきん……………………石川両一
――社会セクターの創造に向けての具体的連携のありかたを探る
2 もう一つの市民社会の可能性……………………永田良昭
3 介護保険とNPO…………………………………尾崎 力
――「介護保険市民オンブズマン機構・大阪」の取り組みから
資料編 ・労働組合が進める地域福祉・NPO協働事例
・大阪ボランティア協会の「もうひとつのお返しプラン」
・近畿ろうきんNPO事業サポートローン
・近畿ろうきんNPO寄付システム
・近畿圏で活躍するNPOリスト
・近畿ろうきんNPOパートナーシップ制度 ほか
内容説明
本書は、市民系NPOと共益型NPOとの多様な協働のありかたを探ることによって21世紀市民型社会を展望する。最前線のNPOの実践報告をはじめ、全国初の「介護保険市民オンブズマン」や「NPO専用融資システム」・「NPO寄付システム」も紹介。
目次
第1部 近畿ろうきんNPOフォーラム―市民主体の社会づくりの可能性を探る(基調講演 二一世紀制度改革―世間型社会から市民型社会へ。そのときNPOの役割は;セッション―NPOの実践から;パネルディスカッション―二一世紀の市民社会の可能性を探る)
第2部 非営利セクターの多様な協働のあり方を探る(NPOと労働組合・ろうきん―社会セクターの創造に向けての具体的連携のありかたを探る;もう一つの市民社会の可能性;介護保険とNPO―「介護保険市民オンブズマン機構・大阪」の取り組みから)