出版社内容情報
【内容】
日本的特徴を日米比較から考察――
人事査定制度の日本的特徴を日米比較とともに研究史を跡づけることによって解明する。
人事査定制度は、日本大企業の中核的人事管理制度の一つである。本書は、人事査定制度の日本的特徴について、日米比較を通して実証的に解明する。とくに、従来の研究史を詳細に跡づけることによって、査定制度に関する日本の「常識」を検証しなおす、きわめてユニークでポレミークな研究書。
【目次】
序 章 問題の予備的考察
第1章 制度の実際
――大企業ZOFD社の事例
第2章 制度の日米比較
――質問紙調査からみた9つの違い
第3章 制度の「日本化」
――日米で異なった発展の歴史
補論1 小池和男著『アメリカのホワイトカラー』批判・
――アメリカ大卒のホワイトカラーに残業手当
はつかないのか
補論2 小池和男著『アメリカのホワイトカラー』批判・
――米国における大卒のNon-exemptの被用者
第4章 労働者の受容
――電産賃金体系における能力給と人事査定
第5章 雇用差別の道具
――査定制度による性と信条の差別
終 章 今後の課題
あとがき
参考文献
人名・事項索引
内容説明
人事査定制度は、日本大企業の中核的人事管理制度の一つである。本書は、人事査定制度の日本的特徴について、日米比較を通して実証的に解明する。とくに、従来の研究史を詳細に跡づけることによって、査定制度に関する日本の「常識」を検証しなおす、きわめてユニークでポレミークな研究書。
目次
序章 問題の予備的考察
第1章 制度の実際―大企業ZOFD社の事例
第2章 制度の日米比較―質問紙調査からみた9つの違い
第3章 制度の「日本化」―日米で異なった発展の歴史
第4章 労働者の受容―電産賃金体系における能力給と人事査定
第5章 雇用差別の道具―査定制度による性と信条の差別
終章 今後の課題
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