Minerva西洋史ライブラリー<br> 大英帝国と帝国意識―支配の深層を探る

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Minerva西洋史ライブラリー
大英帝国と帝国意識―支配の深層を探る

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  • サイズ A5判/ページ数 284,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623029457
  • NDC分類 233.05
  • Cコード C3322

出版社内容情報

【内容】
帝国意識とは、自らが世界政治の中で力をもち、他民族に対して強力な支配権をふるう国=帝国の中心国に属しているという意識である。この帝国意識は、支配する側=英本国とされる側=植民地において、どのように作用しまた変化したのか。その社会的・文化的側面を多視的に分析する。アメリカの脱イギリス化、アイルランド・プロテスタントのナショナリズム、東インド会社の文官養成学校、イギリス人の在英黒人観、白人移民・旅行者が見たアフリカ、植民地エリートとしてのガンディー――。文明化の使命という大義のもとに世界の四分の一を支配した大英帝国。帝国意識がもたらした影響力とその矛盾を論考する。

【目次】
はじめに
1 イギリスの帝国意識
2 シェイクスピアとロックが見た在英黒人
3 コロニアル・ナショナリズムと「帝国意識」
4 生活文化の「イギリス化」と「大英帝国」の成立
5 東インド会社とヘイリーベリー校
6 ニューラディカルの帝国意識とアフリカ
7 メアリ・ホールの植民地幻想
8 植民地エリートの帝国意識とその克服
9 白人移民社会の形成と帝国意識
10 イギリス人の戦争と帝国意識
11 自治領化とコモンウェルス
索引

内容説明

帝国意識とは、自らが世界政治の中で力をもち、他民族に対して強力な支配権をふるう国=帝国の中心国に属しているという意識である。この帝国意識は、支配する側=英本国とされる側=植民地において、どのように作用しまた変化したのか。その社会的・文化的側面を多視的に分析。文明化の使命という大義のもとに世界の四分の一を支配した大英帝国。帝国意識がもたらした影響力とその矛盾を論考する。

目次

第1章 イギリスの帝国意識―日本との比較の視点から
第2章 シェイクスピアとロックが見た在英黒人―17‐18世紀の人種差別意識
第3章 コロニアル・ナショナリズムと「帝国意識」―ウィリアム・モリニュクスのアイルランド議会独立論にみる
第4章 生活文化の「イギリス化」と「大英帝国」の成立―18世紀におけるイギリス帝国の変容
第5章 東インド会社とヘイリーベリー校
第6章 ニューラディカルの帝国意識とアフリカ
第7章 メアリ・ホールの植民地幻想
第8章 植民地エリートの帝国意識とその克服―ナオロジとガンディーの場合
第9章 白人移民社会の形成と帝国意識―南ローデシアを中心にして
第10章 イギリスの戦争と帝国意識
第11章 自治領化とコモンウェルス―帝国・意識・主権

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

jj

2
専門家11名の各章により大英帝国の歴史的経過や問題点が整理できとても楽しめました。特に大英帝国の臣民理想像に反する豪州・南ア人種差別政策等の帝国内構造矛盾から覚醒したガンジー、英国人貧民の移民流入による白人支配構造の崩壊危機やこの時代の英国人女性アフリカ一人旅日誌など興味深く感じました。また帝国主義正当化故の侵略・鎮圧・戦争行為の正義化が帝国の財政破綻をもたらし、見掛け上戦勝国であり続けた英国故の大戦・対日参戦の結果、植民地独立・米国依存体質の形成が大英帝国凋落と崩壊を決定化した理由になる訳なのですね。2016/03/26

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