Minerva現代経営学叢書<br> メインバンクと企業集団―戦後日本の企業間システム

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Minerva現代経営学叢書
メインバンクと企業集団―戦後日本の企業間システム

  • 鈴木 健【著】
  • 価格 ¥3,960(本体¥3,600)
  • ミネルヴァ書房(1998/05発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 332,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623028726
  • NDC分類 335.5
  • Cコード C3334

出版社内容情報

【内容】
1980年代以降の企業集団を対象に、メインバンク関係と株式相互持ち合いの実態を分析し、大企業体制=独占体制の直面する再編の方向を展望する。

【目次】
序章 企業集団研究の課題と問題意識
第一節 本書の課題と問題意識
第二節 本書の構成と概要

第1部 メインバンクと企業集団をめぐる理論問題
第一章 メインバンクと企業集団
――企業集団研究の新しい動向について――
第一節 企業集団とは何か
第二節 企業集団とメインバンク
第三節 企業集団と株式所有

第二章 メインバンクの理論的諸問題
――近経論者のメインバンク論批判(1)――
第一節 メインバンク論の理論的諸問題
第二節 独占的統合としてのメインバンク関係

第三章 メインバンクの「安定性」について
――近経論者のメインバンク論批判(2)――
第一節 メインバンクの「固定性」をめぐる近経論者の議論
第二節 メインバンクの固定性の検証――七〇年代

第四章 メインバンクと株式相互持ち合い
――株式相互持ち合いの論理と企業集団の論理――
第一節 安定株主構造としての株式相互持ち合い
第二節 株式相互持ち合いの「解消」と安定株主構造
第三節 株式相互持ち合いの「解消」と企業集団

第2部 メインバンクと企業集団の歴史的展開    
第五章 戦時下「共同融資」と戦後協調融資
――メインバンク関係の歴史的起源について――
第一節 戦後協調融資の「起源」としての戦時下「共同融資」
第二節 協調融資としての戦時下「共同融資」の進展

第六章 融資系列から企業集団へ
――芙蓉グループの形成史に見る企業集団的結合の論理――
第一節 戦後復興と富士銀行の系列融資
第二節 高度成長期における富士銀行グループの動向

第七章 高度成長期の企業集団
――宮崎・鷲尾・奥村説の検討を中心として――
第一節 高度成長と企業集団――系列ワンセット投資論
第二節 鷲尾透氏の系列融資論
第三節 株式相互持ち合いと企業集団

第八章 低成長下のメインバンク関係と企業集団
――メインバンク「解消」論の批判――
第一節 八〇年代における企業経営の再編と企業財務活動の新展開
第二節 企業金融構造の変化とメインバンク関係の「解消」
第三節 銀行借入離れと企業集団

第九章 「大競争」に直面するメインバンクと企業集団
――グローバル・エコノミーの進展と企業集団の行方――
第一節 日本的経済システムの行き詰まりと「規制緩和」
第二節 金融システムの破綻と日本版ビッグバン
第三節 多国籍的展開とメインバンク関係

終 章 企業集団と国家
――「多国籍化時代の企業集団」を論ずる理論的前提について――
第一節 資本の世界主義と国家
第二節 独占資本の多国籍的展開と国家をめぐる議論
第三節 独占資本の多国籍的展開と国家

内容説明

企業集団に象徴される大企業と大銀行の結合そのものが構造上の変化に直面し、それらの結合を支えるメインバンク・システムや株式相互持ち合いが、今後「崩壊」「解消」していくのか。本書は、こうした「崩壊」論への批判を企図しつつ、主として1980年代以降の企業集団を対象に、メインバンク関係と株式相互持ち合いの実態を分析し、大企業体制=独占体制の直面する再編の方向を展望する

目次

序章 企業集団研究の課題と問題意識
第1章 メインバンクと企業集団―企業集団研究の新しい動向について
第2章 メインバンクの理論的諸問題―近経論者のメインバンク論批判
第3章 メインバンクの「安定性」について―近経論者のメインバンク論批判
第4章 メインバンクと株式相互持ち合い―株式相互持ち合いの論理と企業集団の論理
第5章 戦時下「共同融資」と戦後協調融資―メインバンク関係の歴史的起源について
第6章 融資系列から企業集団へ―芙蓉グループの形成史に見る企業集団的結合の論理
第7章 高度成長期の企業集団―宮崎・鷲尾・奥村説の検討を中心として
第8章 低成長下のメインバンク関係と企業集団―メインバンク「解消」論の批判
第9章 「大競争」に直面するメインバンクと企業集団―グローバル・エコノミーの進展と企業集団の行方
終章 企業集団と国家―「多国籍化時代の企業集団」を論ずる理論的前提について

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