出版社内容情報
【内容】
遊びのある人生とは--心を若く,原点は好奇心--木村尚三郎,玉村豊男,斎藤茂太,今井通子,森毅,イーデス・ハンソン他,シニアプランフォーラムでの刺激的な提言を満載!いきいきしたシニアライフを考える。
【目次】
第1編 われら自遊人
1 遊びのある人生 木村尚三郎
仕事と遊びは対立するものではない
LaborからWorkへ――日本人の働き方はWork系統
Workを超えた領域、それがPlay――仕事、それ自体が遊びの境地
三つのフリーで真の自遊人
今、グッズ・フリーの時代
タイム・フリーは、意志の自由があるかどうかによる
日本社会ではなかなか認められない、ゆとりの時間
インフォメーション・フリーとは、自分で情報を選択すること
シンポジウムのすすめ
酒飲み話の中から、次代を開くヒントが生まれる
副業のすすめ――自分の中にもう一人の自分をつくることが大事
自分なりの情報をつくりあげる
江戸時代に学ぶ――お遍路さんと湯治場の効用
行き着くところ、それは農業
2 私の〈自遊〉を見つけよう――仕事と遊びに関する意識調査――
現役対象調査票/退職者対象調査票
3 自遊人を生きる
●パネリスト 黒木 靖夫
今野 由梨
下河辺 淳
玉村 豊男
五〇歳からの生き方は自分でつくる
日本人に欠けている精神的なゆとり
働きながら遊ぶ――これが新しいスタイル
仕事と遊びは表裏一体
余暇に見られる日本人気質
シニアにふさわしい社会システムとは
グローバリゼーションが変える高齢化社会
生きがいはまず自分の生きざまを見つけることから
第2編 豊かなシニアライフに
4 豊かなシニアライフを考える 斎藤 茂太
「生きがい」を感じる原点は好奇心
人は性格から「楽観論者」と「悲観論者」に分けられる
――人にはヒステリー性格も必要
悲観論者の性格が芸術には役立つ
「個人」も「家庭」も「ゆとり」が大切
生きがいは満足すること、それにプラス・アルファが必要
「長寿」と「お酒」は密接な関係がある
心身ともに健康で長生きする秘訣は「一〇〇%要求しない」こと
楽観的思考のすすめ
少欲知足のすすめ
人生七〇%主義
楽観的に考えればストレスは低く抑えられる
ゲーテの大作は「躁鬱病」が生み出した?
趣味豊かに、社会参加を積極的に
適正飲酒のすすめ
女性は強い
生きがいは好奇心を持つこと
5 これからのシニアライフ
●コメンテイター 今井 通子
●パネリスト 佐藤 光男
堤 邑江
富山 信夫
南谷 勝治
●コーディネーター 戸原 文雄
第二の人生には「生きがい」が必要
何歳になっても「青春のように生きる」気持ちで
文明の発達は運動機能を低下させる
頭脳は衰えても想像力、先を見通す能力は衰えない
ボケることは、ある意味では幸せなこと
人生で将来を考えない時期は二回
自然との付き合いをすすめたい
健康と経済、心、維持したい3K
社会とかかわり周りから学んでいきたい
スポーツを楽しみ生涯の友を得たい
定年後の生活を企業側も考えていきたい
やはり好奇心を持ち続けることが必要
経済的な問題が第一条件
第二は健康の問題
シニアになったら何事も自然体で
スポーツをするならやっぱり山が一番
第3編 豊かなシニアライフを求めて
6 人生八〇年時代――二〇年ずつ赤の他人 森 毅
オシャレとは「時代の風に華やぐ」こと
二足の草鞋よりたくさんの草鞋
バランス感覚の大切さ
定年とは、ある帰属から外れること
働く文化と怠ける文化
若いうちは、“見せる芸”年をとったら“見られる芸”
「思い出」は楽しい物語
前の人生をひきずるな
二〇代、三〇代は集中力
いろいろな考え方を持つことで、いいおじいさん、いいおばあさんになれる
集中力より分散力が大事な四〇代、五〇代
四〇歳の自立、四〇歳ぐらいは時代の匂いを感じる感性を
「可愛い置物」が究極の理想
いろんな世代にいろんな文化、必要な文化交流
“オタク体験”は、広がるための核になる
7 いきいきシニアライフ――心の健康・身体の健康――
●パネリスト イーデス・ハンソン
中川 敬
水野 肇
●コーディネーター 羽間 鋭雄
百歳まで、ますます楽しく
最期はほほえみを持って
人生の目的は生きがい
健康と生きがいとの関係
自分が「楽しい」という感覚を信じる
自分の健康は自分でつくろう
心とからだの関係
つぶしの効く人間になること
内容説明
遊びのある人生。シニアプランフォーラムでの刺激的な提言が満載。
目次
第1編 われら自遊人(遊びのある人生;私の〈自遊〉を見つけよう―仕事と遊びに関する意識調査;自遊人を生きる)
第2編 豊かなシニアライフに(豊かなシニアライフを考える;これからのシニアライフ)
第3編 豊かなシニアライフを求めて(人生80年時代―20年ずつ赤の他人;いきいきシニアライフ―心の健康・身体の健康)