内容説明
世界中どこに行っても、必ず訪れるのは本屋さん。「すみません、本屋さんはどこですか」南太平洋諸島からロンドン、エストニア、オーストラリア、どこへ行ってもそう訊きながらめぐり歩く旅の中で、見えてきた「日本語」の姿とは?ユーモア溢れる文章にのせて、深い問いを投げかける。
目次
はじめに 本屋さんはどこですか―トンガ島とドミニカ島
黒いちいさい魔法の本―ドミニカ島
ベケの内緒の本―マルティニーク島
英語、日本語、カンナダ語―インド・マイソール
あぶない石、あぶない本―オーストラリア中央砂漠
野蛮人と物差し―オーストラリア・メルボルン
だれの筋書きでなんのために―ロンドンの暴動
大切なものを入れる鞄―東京の学生たちと読んだ本
極西としてのロンドン
たわめども折れず―エストニア・タリン
リスの繰り言―マズウェル・ヒルの冬眠
縦書きの世界―自伝、随筆、日本語の声
「わたしたち」のポジション―ラウンドテーブル・ミーティングで考えたこと
著者等紹介
中村和恵[ナカムラカズエ]
1966年生まれ、北海道出身。東京、モスクワ、メルボルン、シドニー、大阪、ロンドンなどに移り住む。東京大学大学院比較文学比較文化専攻博士課程中退。現在、明治大学教授。専攻は、比較文学・比較文化、英語圏文学。詩・小説の創作、食、衣、性など幅広いテーマについてのエッセイも手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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