内容説明
女子はかくあるべし、兄妹、家族はかくあるべし―松陰が妹たちに説いた人生心得。
目次
第1章 兄として妹たちへ
第2章 女子の心得
第3章 士の妻たる者は
第4章 母の道を説く
第5章 松陰の女性観
第6章 母への想い
著者等紹介
川口雅昭[カワグチマサアキ]
昭和28年山口県生まれ。53年広島大学大学院教育学研究科博士課程前期修了。山口県立高校教諭、山口県史編さん室専門研究員などを経て、平成10年岡崎学園国際短期大学教授。12年より人間環境大学教授。吉田松陰研究は18歳の頃より携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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phmchb
3
( ..)φメモメモ『大和俗訓』『家道訓』貝塚益軒(p71)/『松下村塾をめぐりて【復刻版】』福本義亮、マツノ書店(1998・平成10年)(p173)/『松陰先生女訓』吉田庫三、民友社(明治42年・1909)/『吉田松陰一日一言』川口雅昭(編)、致知出版社/『吉田松陰に学ぶ男の磨き方』川口雅昭、致知出版社/『吉田松陰四字熟語遺訓』川口雅昭、致知出版社2020/05/17
watausa
1
司馬遼太郎の作品で親しんだ吉田松陰なので、「松蔭先生」ではなく、「松蔭さん」と尊敬を込めて口にする歴史上の人物です。この本の中の「松蔭さん」の言葉は私には、しっくりきます。2016/01/12
Kazuo Tojo
1
吉田松陰の別の一面を見た。主君や日本の将来のため行動力を発揮した偉大な人物。だけでなく家族愛に満ちた人であった。あの当時の文章と訳、解説という形で書かれており理解しやすかった。それにしても吉田松陰の実直と気丈さに感服した次第てす。名を残した歴史上の偉人。さすがです。2015/06/04