歴史と日本人<br> 政党政治の始動 - 政治思想史的考察

歴史と日本人
政党政治の始動 - 政治思想史的考察

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  • サイズ B6判/ページ数 330p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784623014644
  • NDC分類 210.6

出版社内容情報

【内容】
初期議会にはじまり伊藤博文を総裁とする立憲政友会創立まで、政治史と思想史の中間的視点で、超然主義から英国的政党内閣制の肯定へと脱皮していく伊藤に照明をあて、近代日本の政治状況を描き出す。

【目次】
第一章 帝国議会への道
一 伊藤博文と帝国憲法
二 星亨と大同団結運動
第二章 初期議会の対決と妥協
一 第一議会の伊藤博文と立憲自由党
二 松方内閣の不統一と第二議会
三 松方内閣と「超然主義」の動揺
四 第四議会と自由党
五 自由党の伊藤内閣への接近
第三章 提携の時代
一 提携時代の政局
二 第二次伊藤内閣と自由党の提携
三 提携の成果と官僚派の動向
四 第二次松方内閣と進歩党
五 第三次伊藤内閣と第十二議会
第四章 藩閥勢力の動揺
一 伊藤の政党計画と憲政党内閣の推奏
二 憲政党内閣の矛盾
三 星亨と憲政党内閣の崩壊
四 山県内閣と憲政党の提携
五 第十三議会と提携の成果
六 藩閥、政党提携の限界
第五章 政党政治の始動
一 伊藤博文の政党政治思想
二 憲政党の解党
三 立憲政友会の創立
四 政友会内閣の成立と伊藤のディレンマ
五 第十五議会と官僚派の攻撃
六 政友会内閣の崩壊

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

桜子

12
また初めての登録本です、笑。帝国議会創設から立憲政友会結成前後と、近代日本の政党政治が動き出す頃の過程までが本著の内容です。学習不足で戦前文章が読みにくく読了まで時間を要しましたが、内容が限定されているためとても濃い。「歴代首相物語」以上にこちらの方が政治思想史、日本政治史、憲政史としても読み応えあります。良書ほど絶版なのが残念でならない。

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