出版社内容情報
地球に最初に雪が降ったのは24億年前。その雪がいま急速に減っている。この清くもはかない物質が消えるとき、人は何を失うのだろう。雪の科学、雪のはたらき、気候変動、人の営みと責任について、北欧屈指の環境史・思想史家がしんしんと綴る。ポピュラーサイエンス/環境学/歴史学/人文学/文芸のクロスオーバーが贈る上質な読書経験。スウェーデンで刊行後、英米ほか各国で翻訳。
【目次】
はじめに――雪の天使(スノー・エンジェル)
ダイヤモンドと鳥たちの羽
雪の不安
雪への愛(Amor nivis)
雪のケア
光と沈黙
雪の悲嘆
冷たいアクティヴィズム
結晶の探索者(クリスタル・シーカーズ)
雪は狂気をいやす
白い魔法
天からの手紙
戦略的な雪
地に足のついたユートピア
ニベア
スピードと調和
雪中の死
変成
あとがき
訳者あとがき



