史上最大の革命―1918年11月、ヴァイマル民主政の幕開け

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史上最大の革命―1918年11月、ヴァイマル民主政の幕開け

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  • サイズ 46判/ページ数 448p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622089520
  • NDC分類 234.072
  • Cコード C0022

出版社内容情報

第一次世界大戦が終わり、ドイツ革命を経て誕生したヴァイマル共和国。ヒトラーの独裁体制の到来により崩壊したことから、民主主義の失敗の象徴として注目されてきた。それは滅亡を運命づけられた民主主義体制だったのか。11月革命、議会制民主主義の創出、女性参政権、極左と極右の動き、ヴェルサイユ条約、金融危機など、複雑で多様なヴァイマル期を明快に活写し、現代史の死角を照らし出す。

内容説明

それは民主主義の失敗だったのか。議会制民主主義や女性参政権を実現し、ナチ政権の到来で崩壊したヴァイマル共和国。その実像を活写し、現代史の死角を照らす。ヴァイマル共和国、その知られざる実像。

目次

「麗しき夢のごとく」
一九一七年、革命の予感
勝利への希望
終盤戦
水兵の蜂起
油の染みのごとき革命
ベルリンでの決戦
西方での和平
帝国の名残
民主政の試練
急進化との戦い
自由主義の謳歌
一九一九年春の騒乱という内憂
ヴェルサイユという外患
したたかな民主政―一九一九~二三年のドイツ

著者等紹介

ゲルヴァルト,ローベルト[ゲルヴァルト,ローベルト] [Gerwarth,Robert]
1976年ベルリン生まれ。現在、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン現代史教授および同大学戦争研究センター所長。専攻は近現代ヨーロツパ史、とくにドイツ史

大久保里香[オオクボリカ]
1992年生まれ。ドイツ現代史専攻。現在、筑紫女学園大学非常勤講師

小原淳[オバラジュン]
1975年生まれ。ドイツ近現代史専攻。現在、早稲田大学文学学術院教授

紀愛子[キノアイコ]
1987年生まれ。ドイツ現代史専攻。現在、早稲田大学他非常勤講師、日本学術振興会特別研究員

前川陽祐[マエガワヨウスケ]
1978年生まれ。ドイツ近現代史専攻。現在、早稲田大学他非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蘭奢待

46
図書館本たが、期限内に読了できず。人物、地理、政治などの固有名詞が非常に多く知識がないとなかなか読み進められない。WW1末期から、帝政が瓦解しワイマール共和国が誕生する前後のドイツ、欧州の様子を実に仔細に説明する。1918年11月を境に、欧州世界は激変する。敗戦国ドイツに民主主義国家が成立するが、極右はあばれまわり、極左も中途半端な民主化にごうを煮やす。しかしそれらの暴力的活動をを鎮静化し、ハイパーインフレ経済を鎮静化し、共和国を安定的に運用することができていた。しばらくの間は。 2021/02/02

MUNEKAZ

14
ドイツ革命→ヴァイマル共和国成立期のドイツをポジティブに再評価する。印象的な書名は当時の新聞記事からとったもので、後世からの「未完」「不完全」といった評価を、同時代人の目線で見直そうというもの。極右と極左の暴力を含む激しい闘争が頻発し、統治の不安定さばかりが語られるが、逆に見ればそういったものをはねのけて、一応の安定期をみたのも事実。同時期に中東欧で誕生した政権がいずれも短命で終わったのを思えば、したたかな政権とみることもできるのかも。本書が終点を置く1923年の時点では、後の破局は見通せないのである。2020/11/27

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