出版社内容情報
「解釈と曲、どちらがベストか? いずれにしても、ジャズとスタンダードは愛にみちた抱擁で分かちがたく結びついている。綿密なリサーチにもとづいた1冊」――ソニー・ロリンズ
「『ジャズ・スタンダード』を1項目でも読みはじめてみれば、いつのまにか1、2時間は経ってしまうだろう。人生で長く親しんできた古い曲についての、魅力的で新鮮なさまざまのことに夢中になっているうちに時が過ぎるのだ」――デイヴ・ブルーベック
最もよくリサーチされたジャズ・スタンダード解説書。著者の音楽史家としての専門的な知識と、演奏家(ピアニスト)としての経験的な批評に加え、詳細なディスコグラフィや索引が付けられた本書は、アカデミックな関心に応えられるのはもちろんのこと、ジャズ・ファンのためのリファレンス・ブック、ジャズ・ミュージシャンのためのレパートリーの手引きとしても、確実に定着するだろう。さらに、時代背景や作曲家やプレーヤーたちのエピソードがふんだんに綴られているので、「読みもの」としても存分に愉しめる。
《収録曲》ア・チャイルド・イズ・ボーン/ア・フォギー・デイ/アイ・ウォント・トゥ・ビー・ハッピー/アイ・オンリー・ハヴ・アイズ・フォー・ユー/アイ・カヴァー・ザ・ウォーターフロント/アイ・ガット・イット・バッド(アンド・ザット・エイント・グッド)/アイ・ガット・リズム/アイ・キャント・ギヴ・ユー・エニシング・バット・ラヴ/アイ・キャント・ゲット・スターテッド/アイ・サレンダー・ディア/アイ・シュッド・ケア/アイ・ソート・アバウト・ユー/アイ・ディドント・ノウ・ホワット・タイム・イット・ワズ/アイ・ヒア・ア・ラプソディ/アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥー・イージリー/アイ・ミーン・ユー/アイ・ラヴ・ユー/アイ・リメンバー・クリフォード/アイ・レット・ア・ソング・ゴー・アウト・オブ・マイ・ハート/アイヴ・ファウンド・ア・ニュー・ベイビー/アイム・イン・ザ・ムード・フォー・ラヴ/アイル・リメンバー・エイプリル/アウト・オブ・ノーウェア/アフター・ユーヴ・ゴーン/アルフィー/アローン・トゥゲザー/アワ・ラヴ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ/イージー・トゥ・ラヴ/イージー・リヴィング/イースト・オブ・ザ・サン(アンド・ウェスト・オブ・ザ・ムーン)/イエスタデイズ/イグザクトリー・ライク・ユー/イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー/イット・ドント・ミーン・ア・シング(イフ・イット・エイント・ガット・ザット・スウィング)/イット・マイト・アズ・ウエル・ビー・スプリング/イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ/イン・ア・センチメンタル・ムード/イン・ア・メロウ・トーン/イン・ユア・オウン・スウィート・ウェイ/インヴィテーション/インディアナ/インプレッションズ/ウィスパー・ノット/ウィロウ・ウィープ・フォー・ミー/ウェイヴ/ウェル、ユー・ニードント/ウォーターメロン・マン/エアジン/エイプリル・イン・パリ/エイント・ミスビヘイヴン/エヴィデンス/エヴリ・タイム・ウィ・セイ・グッバイ/エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー/エピストロフィ/エミリー/エンジェル・アイズ/エンブレイサブル・ユー/オー、レディ・ビー・グッド!/オーヴァー・ザ・レインボウ/オータム・イン・ニューヨーク/オータム・リーヴズ/オーニソロジー/オール・オブ・ミー/オール・オブ・ユー/オール・ザ・シングス・ユー・アー/オール・ブルーズ/オールド・フォークス/オレオ/オン・ア・クリア・デイ/オン・グリーン・ドルフィン・ストリート/オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート/カム・サンデイ/カム・レイン・オア・カム・シャイン/カンタロープ・アイランド/キャラヴァン/キング・ポーター・ストンプ/グッド・モーニング・ハートエイク/グッドバイ・ポーク・パイ・ハット/グルーヴィン・ハイ/ゴースト・オブ・ア・チャンス/ゴーン・ウィズ・ザ・ウィンド/ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド/コットン・テール/コルコヴァード/コン・アルマ/コンファメーション/ザ・ウェイ・ユー・ルック・トゥナイト/ザ・ヴェリー・ソート・オブ・ユー/ザ・ガール・フロム・イパネマ/ザ・ジターバグ・ワルツ/ザ・シャドウ・オブ・ユア・スマイル/ザ・ソング・イズ・ユー/ザ・ニアネス・オブ・ユー/ザ・ピーコックス/ザ・マン・アイ・ラヴ/ザ・レディ・イズ・ア・トランプ/サテン・ドール/サマータイム/サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム/サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー/ジー、ベイビー、エイント・アイ・グッド・トゥ・ユー?/シークレット・ラヴ/Cジャム・ブルーズ/ジャイアント・ステップス/シャイン/ジャスト・フレンズ/ジャスト・ユー、ジャスト・ミー/ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングス/ジャンゴ/ジョイ・スプリング/ジョージア・オン・マイ・マインド/シングス・エイント・ホワット・ゼイ・ユースト・トゥ・ビー/ス・ワンダフル/スウィート・ジョージア・ブラウン/スカイラーク/スクラップル・フロム・ジ・アップル/スター・アイズ/スター・ダスト/ステラ・バイ・スターライト/ストーミー・ウェザー/ストールン・モーメンツ/ストラッティン・ウィズ・サム・バーベキュー/ストレート、ノー・チェイサー/ストンピン・アット・ザ・サヴォイ/スピーク・ロウ/スプリング・イズ・ヒア/スプリング・キャン・リアリー・ハング・ユー・アップ・ザ・モスト/スマイル/スモーク・ゲッツ・イン・ユア・アイズ/ゼア・イズ・ノー・グレーター・ラヴ/ゼア・ウィル・ネヴァー・ビー・アナザー・ユー/ゼイ・キャント・テイク・ザット・アウェイ・フロム・ミー/セント・ジェイムズ・インファーマリー/セント・トーマス/セント・ルイス・ブルーズ/ソウル・アイズ/ソー・ホワット/ソーラー/ソフィスティケイテッド・レディ/ソフトリー、アズ・イン・ア・モーニング・サンライズ/ソリテュード/ソング・フォー・マイ・ファザー/ダーン・ザット・ドリーム/タイガー・ラグ/ダイナ/タイム・アフター・タイム/チェルシー・ブリッジ/チェロキー/ティー・フォー・トゥー/ディーズ・フーリッシュ・シングス/テイク・ジ・A・トレイン/テイク・ファイヴ/デイズ・オブ・ワイン・アンド・ローゼズ/ティン・ルーフ・ブルーズ/デサフィナード/テンダリー/ドゥ・ナッシン・ティル・ユー・ヒア・フロム・ミー/ドゥ・ユー・ノウ・ホワット・イット・ミーンズ・トゥ・ミス・ニューオリンズ?/ドナ・リー/ドント・ゲット・アラウンド・マッチ・エニモア/ドント・ブレイム・ミー/ナーディス/ナイーマ/ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット/ナイト・アンド・デイ/ナイト・イン・チュニジア/ナイト・トレイン/ナウズ・ザ・タイム/ニュアージュ/ネイチャー・ボーイ/パーディド/バイ・バイ・ブラックバード/ハウ・インセンシティヴ/ハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャン?/ハウ・ハイ・ザ・ムーン/ハヴ・ユー・メット・ミス・ジョーンズ?/ハウ・ロング・ハズ・ディス・ビーン・ゴーイン・オン?/バッグズ・グルーヴ/バット・ノット・フォー・ミー/バット・ビューティフル/ハニーサックル・ローズ/ヒアズ・ザット・レイニー・デイ/ピース/ビール・ストリート・ブルーズ/ビリーズ・バウンス/ファシネイティング・リズム/フォーリング・イン・ラヴ・ウィズ・ラヴ/フットプリンツ/フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン/ブルー・イン・グリーン/ブルー・スカイズ/ブルー・ボッサ/ブルー・モンク/ブルーゼット/ブルー・ムーン/プレリュード・トゥ・ア・キス/ベイズン・ストリート・ブルーズ/ペニーズ・フロム・へヴン/ベムシャ・スウィング/ポインシアーナ/ホエン・ザ・セインツ・ゴー・マーチン・イン/ホット・ハウス/ボディ・アンド・ソウル/ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームズ/ホワッツ・ニュー?/ホワット・イズ・ディス・シング・コールド・ラヴ?/マイ・オールド・フレーム/マイ・ファニー・ヴァレンタイン/マイ・フーリッシュ・ハート/マイ・フェイヴァリット・シングス/マイ・ロマンス/マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ/マイルストーンズ/マスクラット・ランブル/マック・ザ・ナイフ/マニャン・デ・カルナヴァル/ミーン・トゥ・ミー/ミスティ/ミステリオーソ/ムード・インディゴ/メイデン・ヴォヤージ/メディテーション/メモリーズ・オブ・ユー/モア・ザン・ユー・ノウ/モーメンツ・ノーティス/ヤードバード・スイート/ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド/ユー・ステップド・アウト・オブ・ア・ドリーム/ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ/ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ/ライク・サムワン・イン・ラヴ/ライザ/ライムハウス・ブルーズ/ラヴ・フォー・セール/ラヴァー/ラヴァー、カム・バック・トゥ・ミー/ラヴァー・マン/ラウンド・ミッドナイト/ラッシュ・ライフ/ラメント/ララバイ・オブ・バードランド/リズムアニング/ルビー、マイ・ディア/レスター・リープス・イン/レディ・バード/ロイヤル・ガーデン・ブルーズ/ローラ/ロンリー・ウーマン/ワルツ・フォー・デビー/ワン・オクロック・ジャンプ/ワン・ノート・サンバ/ワンス・アイ・ラヴド
テッド・ジョイア(Ted Gioia)1957年、カリフォルニア州生まれのアメリカのジャズ批評家、ピアニスト、音楽史家。スタンフォード大学のジャズ研究コースの立ち上げに関わるなど、教育者としても活躍。さらにジャズ・ピアニストとして2枚のリーダー・アルバムを発表。その間、さまざまな媒体に音楽関係の記事やコラムを寄稿、著書は10冊以上にのぼり、優れた音楽書に与えられる〈ASCAP・ディームズ・テイラー賞〉を複数回受賞している。The History of Jazz (1997) とDelta Blues (2008) はともに「ニューヨーク・タイムズ」年間ベスト本に選ばれる。他にWest Coast Jazz (1992)、 Work Songs (2006)、 Healing Songs (2006)、 The Birth (and Death) of the Cool (2009) などがある。
鈴木 潤(すずき・じゅん)翻訳家。神戸市外国語大学英米学科卒。訳書にショーン・ステュアート『モッキンバードの娘たち』(東京創元社)、クリステン・ルーペニアン『キャット・パーソン』(集英社)、シオドラ・ゴス『メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち』(共訳、早川書房)、クロエ・ベンジャミン『不滅の子どもたち』(集英社)などがある。
目次
ア・チャイルド・イズ・ボーン
ア・フォギー・デイ
アイ・ウォント・トゥ・ビー・ハッピー
アイ・オンリー・ハヴ・アイズ・フォー・ユー
アイ・カヴァー・ザ・ウォーターフロント
アイ・ガット・イット・バッド(アンド・ザット・エイント・グッド)
アイ・ガット・リズム
アイ・キャント・ギヴ・ユー・エニシング・バット・ラヴ
アイ・キャント・ゲット・スターテッド
アイ・サレンダー・ディア〔ほか〕
著者等紹介
ジョイア,テッド[ジョイア,テッド] [Gioia,Ted]
1957年、カリフォルニア州生まれのアメリカのジャズ批評家、ピアニスト、音楽史家。スタンフォード大学のジャズ研究コースの立ち上げに関わるなど、教育者としても活躍。さらにジャズ・ピアニストとして2枚のリーダー・アルバムを発表。その間、さまざまな媒体に音楽関係の記事やコラムを寄稿、著書は10冊以上にのぼり、優れた音楽書に与えられる“ASCAP・ディームズ・テイラー賞”を複数回受賞している。The History of Jazz(1997)とDelta Blues(2008)はともに「ニューヨーク・タイムズ」年間ベスト本に選ばれる
鈴木潤[スズキジュン]
翻訳家。神戸市外国語大学英米学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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