キッド―僕と彼氏はいかにして赤ちゃんを授かったか

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キッド―僕と彼氏はいかにして赤ちゃんを授かったか

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  • サイズ B6判/ページ数 398p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784622085133
  • NDC分類 936
  • Cコード C0036

出版社内容情報

ゲイのユーモア作家ダン・サヴェージと彼の伴侶テリーが、「開かれた」養子縁組によって息子を迎えた経験を綴る痛快ノンフィクション同性カップルが養子縁組によって子どもを迎えるまでの事の次第を等身大で綴った痛快ノンフィクション。
ダンとテリーはゲイのカップル。オープン・アダプション(開かれた養子縁組)で子どもを迎えようと決めた二人だが、男二人で「育ての親」になるという挑戦に加え、「生みの母親」であるホームレスのパンク少女メリッサの事情も絡んで、縁組成立まで一喜一憂の道のりに……。前例のないさまざまなステップを踏破して、ついに愛する息子D・Jの親になるまでの自身の体験を、機知とユーモアたっぷりに語る。
自虐&下ネタ満載で(その実、真摯に)経験を語り、同性愛への偏見に対しては辛辣な皮肉の乱れ撃ち! この愛すべき著者は、世界的なムーブメントとなったIt Gets Better Projectの発起人にして「アメリカで最も有名な同性愛者の権利擁護活動家の一人」(ハフィントンポスト)。
何が人を親にするんだろう、家族って何だろう──読み進むほどにページを繰る手がもどかしいほど加速する、新しいかたちの家族の誕生物語。

──受精──
弟の力学
ある意味進歩
不妊を嘆き合う
本物のフェミニストの男なら…
本当の理由
この本は読むな
オープンとクローズド
DGキッズ
友人や家族への報告
二人の関係について取り繕ったこと
ラザフォード・Bの指
スーザン・シナリオ

──妊娠中──
選ばれた
FAS
メリッサと親しくなる
養父母候補者たち
最悪のシナリオ
よき知らせが電話で届く
メリッサの権利を明記する

──出産──
デイヴィッド・ケヴィン
ダリル・ジュード
オープン・アダプションの存在理由

──後産──
父親としての日々
バッカス
ふたたびポートランド

訳者あとがき

ダン・サヴェージ[ダン サヴェージ]
1964年生まれ。シアトルのローカル紙The Strangerのエディトリアル・ディレクター、作家。New York Times, Salon.com, Nest, Rolling Stone, The Onionなどへ論説を寄稿。彼が1991年にはじめたセックス・コラムSavage Love(“性愛と性癖についてのお悩み相談室”)は、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、アジアの紙誌で20年以上連載中。そのほか、ラジオパーソナリティ、TVコメンテイター/レポーター、シアトルの劇団「グリーク・アクティブ」の劇作家・演出家(キーナン・ホラハン名義)など、多彩な活躍をしている。

大沢章子[オオサワアキコ]
翻訳家。1960年生まれ。訳書に、R・ジョージ『トイレの話をしよう──世界65億人が抱える大問題』(NHK出版)、D・コープランドほか『モテる技術 入門編』『モテる技術 実践編』(SBクリエイティブ)、J・ロズモンド『家族力──「いい親」が子どもをダメにする』(主婦の友社)、C・ジェームス・ジェンセン『潜在意識をとことん使いこなす』(サンマーク出版)、R・M・サポルスキー『サルなりに思い出す事など――神経科学者がヒヒと暮らした奇天烈な日々』(みすず書房)、D・サヴェージ『キッド』(みすず書房)ほか多数。

内容説明

同性カップルが養子縁組によって子どもを迎えるまでの事の次第を等身大で綴った痛快ノンフィクション。ダンとテリーはゲイのカップル。オープン・アダプション(開かれた養子縁組)で子どもを迎えようと決めた二人だが、男二人で「育ての親」になるという挑戦に加え、「生みの母親」であるホームレスのパンク少女メリッサの事情も絡んで、縁組成立まで一喜一憂の道のりに…。前例のないさまざまなステップを踏破して、ついに愛する息子D・Jの親になるまでの自身の体験を、機知とユーモアたっぷりに語る。自虐&下ネタ満載で(その実、真摯に)経験を語り、同性愛への偏見に対しては辛辣な皮肉の乱れ撃ち!この愛すべき著者は、世界的なムーブメントとなったIt Gets Better Projectの発起人にして「アメリカで最も有名な同性愛者の権利擁護活動家の一人」(ハフィントンポスト)。何が人を親にするんだろう、家族って何だろう―読み進むほどにページを繰る手がもどかしいほど加速する、新しいかたちの家族の誕生物語。

著者等紹介

サヴェージ,ダン[サヴェージ,ダン] [Savage,Dan]
1964年生まれ。シアトルのローカル紙The Strangerのエディトリアル・ディレクター、作家。そのほか、ラジオパーソナリティ、TVコメンテイター/レポーター、シアトルの劇団「グリーク・アクティブ」の劇作家・演出家(キーナン・ホラハン名義)など、多彩な活躍をしている。シアトルに在住

大沢章子[オオサワアキコ]
翻訳家。1960年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あん

48
ダンとテリーの同性カップルが、養子縁組によって子どもを迎えるまでを綴ったノンフィクション。 男性二人で親となり、家庭を築くことは更に困難で険しい道程だけれど、自虐ネタと下ネタ満載な上、同性愛への偏見に対しては辛辣な皮肉を浴びせまくる内容で、読んでいて気持ちよかったです。 2人の勇気と行動力に脱帽です! 2016/10/12

くさてる

25
同性愛者の男性カップルが養子をもら追うと決意し、実際にその赤ちゃんと出会うまでの過程を語ったノンフィクションエッセイ。99年の本、なおかつアメリカということで現代日本と簡単に比較はできない話だと思うけれど、いろいろと興味深かったです。皮肉なユーモアと下ネタがちりばめられているけれど、その芯にあるのは、誰かと家族になることの意味を真剣に考え、悩んでいるひとりの人間の姿です。養子をもらうということ、さらには赤ちゃんを迎えることってどういうことだろうと自分の身に置き換えて考えてしまいました。おすすめ。2016/11/05

モルテン

16
1998年アメリカのシアトル。同性愛カップルのダンとテリー。二人は子どもを望み、養子をもらうことにする。エージェントの説明会に行く場面から始まる悲喜こもごもの養子ノンフィクション。/98年当時のアメリカのゲイの感じるゲイバッシングの一端が興味深かった。それを、言葉の端々に軽妙にジョークを交えて、けれど鋭く言及するその語り口に、時々フフと笑い、時々背筋を伸ばした。彼らにとっては縁遠いはずの「不妊」についての考察も面白かった。終盤、泣くと思っていなかったのに、うっかり涙が出てしまった。2017/09/30

スイ

14
パートナーと子供と、家族を築きたい。 誰にとっても簡単なことではないけれど、ゲイのカップルにとっては更に困難な道のり。 今作はゲイの作者がパートナーと共に養子を迎えるまでのノンフィクションだ。 赤裸々で皮肉満載、笑ってしまうところもたくさんあれば、自分の中の無意識の差別(本当にそうありたくないと思っているのだ、それでも私の中にもある)を痛感するところも多い。 「善きゲイ」(障害のある子を迎えて懸命に看病するような)というのも、一見好意的な見方であるようだけれど実際は差別になり得るのだと気付かされる。(続)2016/10/18

pohcho

13
ゲイのカップルが養子縁組で子供を迎えるまでのノンフィクション。子供の生みの親はホームレスのパンク少女メリッサ。大げさな感情表現が苦手なダンとテリー。無愛想なメリッサ。三人は不器用ながらも少しずつ心を重ねていく。飲酒問題、契約破棄の不安、赤ちゃんの心臓の雑音。本当に数々の心配事が二人を襲う。悲観的な妄想で験をかつごうとするダンが他人に思えず一喜一憂しながら読んだ。当事者の三人だけではなく、家族、友人、職場の人々、ついには子供の父親まで登場。皆が子供を中心にゆるやかにつながっているのが素敵。 2016/09/14

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