内容説明
おばあちゃん、わたしのことも、赤いスパゲッチのことも忘れてしまったの?認知症のことがよくわかる「テレホン・認知症おなやみ相談室」付き。
著者等紹介
藤川幸之助[フジカワコウノスケ]
詩人、児童文学作家。1962年熊本県生まれ。長崎大学教育学部大学院修士課程修了。日本児童文学者協会会員。小学校の教師を経て、詩作・文筆活動に専念。認知症の母親の介護体験をもとに命や認知症を題材にした作品を作り続ける。また、認知症の理解を深めるため全国各地で講演活動を行っている。著書多数
寺田智恵[テラダチエ]
1984年長崎県生まれ。大学卒業後に詩のようなものを書きはじめる。詩に絵をつけたらおもしろいかなと絵も描くうち、言葉(詩)よりも無口なおしゃべり(絵)に惹かれる。現在は、自分なりの線を見つけようと切り絵に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
47
タイトルからどんな内容かと気になっていましたが、「こどもに伝える認知症」シリーズだと読後に知りました。認知症について絵本として分かり易いと思う。巻末に認知症おなやみ相談室として、認知症の方との対応などQ&Aも載っている。2022/07/04
しぃ
14
うーん。お話はとても良かったし、子どもに認知症を伝えるというテーマなら良いのかな。でもこれを我が子に読み聞かせたいかといえば微妙。こういう大人でも難しいテーマを、絵本というコンテンツにすることでどのあたりの年齢の子どもに読ませるつもりなんだろう。2023/08/07
ヒラP@ehon.gohon
8
【再読】大人のための絵本2025/04/04
ヒラP@ehon.gohon
8
Sカフェで読み聞かせしました。2025/03/12
遠い日
8
「絵本こどもに伝える認知症」シリーズ。若年性認知症のおばあちゃん。記憶がおぼつかなくなり、自分のことさえ忘れていく。家族のことも。できることが限られていく日々でも、出てこない思い出はちゃんと胸の内にあるとわかります。2021/05/11
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- 和書
- 四柱推命学事典 (増補)