エイズの起源

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エイズの起源

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  • サイズ B6判/ページ数 345,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622077787
  • NDC分類 493.11
  • Cコード C0036

出版社内容情報

HIVウイルスの起源に最も迫った決定版。最新の科学的知見と歴史学によってパズルのピースが次々にはまってゆく驚きの医学史。

発端は1921年頃の中部アフリカ。一握りの村人に感染したサル免疫不全ウイルスがHIVとなる。熱帯病のため植民地経営に困難を抱えていたヨーロッパ列強は現地の医療を整備し、それがHIV感染を広げる結果となった。貧困による異常な売春がこれに拍車をかける。その後ウイルスは「たった一人」のハイチ人に乗ってカリブ海へ渡り、米国の目と鼻の先で理想的な拡大装置と出会う。パンデミックはここから始まった。

謝 辞/専門用語に関する備考/はじめに
第1章 アウト・オヴ・アフリカ (新しきもの、常にアフリカより来たる/保存されていた標本/ウイルスの多様性)
第2章 起源 (ヒトに最も近い親戚/あらゆる種類の系統樹/第四のサル/チンパンジーにおけるサル免疫不全ウイルスの起源)
第3章 タイミング (アフリカ未開地の医療/植民地の悲劇/有益な解剖/分子時計
第4章 カットハンター (狩猟者と獲物/ウイルスへの暴露を定量化する/『ザ・リヴァー』――川/きわどい経験/永遠の若さと睾丸移植)
第5章 過渡期のアフリカ社会 (奴隷貿易とアメリカ大陸への感染症の輸出/コンゴ川マレボプール/ドイツ領カメルーン、フランス領カメルーン、イギリス領カメルーン/ベルギー領コンゴ/ヨーロッパ人によって作られ、アフリカ人によって住まわれる/多すぎる男たち/レオポルドヴィルとブラザヴィル/一方、カメルーンでは)
第6章 最古の商売 (HIV流行の核心的集団/「性的なもてなし」と家事/性感染症/レオポルドヴィルにおける売春/コンゴの声/ブラザヴィルにおける売春/誰のための独立か)
第7章 ウイルスの感染と伝播 (非経口的もしくは医原性感染/薬物中毒者におけるHIV/HIVの医原性流行/史上最大の医原性流行/中部アフリカにおけるC型肝炎ウイルス感染/接種肝炎)

第8章 植民地医学の遺産(1)――フランス領赤道アフリカとカメルーン (医療制度/すべての熱帯病の母/梅毒トレポネーマと金属含有薬/患者の隔離から治療へ/キニマックス/その他の熱帯病/ギニア・エスパニョーラ/熱帯病から血液媒介性ウイ  ルスへ)
第9章 植民地医学の遺産(2)――ベルギー領コンゴ (パッチワーク的な医療活動/感染症のコントロール/医学研究のネットワーク/比類なき医師/風土病的結核/「自由女性」へのケア/感染のパーフェクト・ストーム)
第10章 その他のヒト免疫不全ウイルス (HIV‐1O、N、P/HIV‐2とポルトガル領ギニア)
第11章 コンゴからカリブ海へ (失敗に終わった脱植民地化/パトリス・ルムンバの盛衰/カリブ海諸国からの支援によるコンゴ国家建設/四番目の「H」)
第12章 血液貿易 (カリブ海の吸血鬼/赤い金(きん))
第13章 感染のグローバル化 (初期の拡大/その後の流行/対応)
第14章 パズルの組み立て 
第15章 エピローグ――学ぶべき教訓
補 遺/訳者あとがき/参照文献/索 引

内容説明

アフリカの植民地化、未開地医療、貧困、売血と売春。文明の裏面史を追うようにウイルスは誕生し蔓延した。最新の科学的知見と歴史学が解くパンデミックの謎。CHOICE Outstanding Academic Title賞、2011年ラジオカナダ科学賞受賞作。

目次

アウト・オヴ・アフリカ
起源
タイミング
カットハンター
過渡期のアフリカ社会
最古の商売
ウイルスの感染と伝播
植民地医学の遺産(1)―フランス領赤道アフリカとカメルーン
植民地医学の遺産(2)―ベルギー領コンゴ
その他のヒト免疫不全ウイルス
コンゴからカリブ海へ
血液貿易
感染のグローバル化
パズルの組み立て
エピローグ―学ぶべき教訓

著者等紹介

ペパン,ジャック[ペパン,ジャック] [P´epin,Jacques]
カナダ・ケベック州のシャーブルック大学医学部教授。微生物学感染症学科長。同大学国際保健センター所長。1984年よりアフリカで感染症の研究に取り組み、3年にわたって世界保健機関の熱帯病調査団を率いた。その後1988年よりエイズの研究に転じる。2002に開始したクロストリジウム・ディフィシルに関する共同研究では、米国感染症学会最優秀論文賞を受賞

山本太郎[ヤマモトタロウ]
1990年長崎大学医学部卒業。東京大学大学院医研究科博士課程国際保健学修了。京都大学、ハーヴァード大学、コーネル大学、および外務省勤務等を経て現在長崎大学熱帯医学研究所・国際保健分野主任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

14
感染症。27頁のアフリカの地図によると、HIV-1遺伝子の多様な分布が理解される。チンパンジーは生涯、20~50平方キロメートルで過ごすとのこと(32頁)。6頭のオスが10分間に1頭のメスと交尾とは脅威(34頁)。感染伝播。乱交が原因なのだろう。ヒトへも伝播した原因は? HIV-1は種越感染が4回(73頁)。類としての人間にも感染するルートはあるのだろう。ヒトとツェゴチンパンジーは中部アフリカで共存、数百年間に何回か種越感染があったと指摘(86頁)。エイズは不平等と関係(310頁)。パンデミックの脅威が。2013/09/02

yooou

8
☆☆☆☆★ 人類未曾有のパンデミックは植民地主義で広がる格差と医原病が最悪な形で重なり、誤った知識が差別を助長したことで生まれたものだった。この話から学ぶものはあまりにも大きい。人類はこうした事態を繰り返さないようになれるのだろうか。2013/08/17

塩崎ツトム

7
HIVがいかにしてベルギー領コンゴ(現・コンゴ共和国)で蔓延し、南北アメリカやアフリカ大陸全土へ広がったかの道程を、植民地時代からの人口移動などの豊富な統計データから導き出す。エイズにはさまざまな陰謀論がつきまとってきたけど、真実を語るにはこれだけの紙面と労力が必要になる。2018/06/30

ジコボー

6
2900万の人々を死に追いやったエイズ蔓延の原因は、当時の中央アフリカの社会変化、そして注射器が大きく関係していたそう。起源はボノボ。サルから人間への移植。人体実験。奴隷貿易。難民たちの売春。と暗く悲しい、読むのが辛くなってくる様な本でした。 そして蔓延の最大の原因は、注射器。当時、注射器の使い回しは当然の様に行われていました。それが原因になるとは思いもしなかったのだそう。善意の下に行われた欧米の介入。理解せぬまま、それを操作しようとしたとき予期せぬ悲劇が起こる。人類の最大の脅威は人類そのものなのです。2019/12/08

Hiroyuki Ogawa

2
猿の狩猟による感染 →植民地化による商業主義と貧困に伴う売春の増加 →特定の病気予防の為の不衛生な医療行為 →同性性行為2019/07/24

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