医師は最善を尽くしているか―医療現場の常識を変えた11のエピソード

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医師は最善を尽くしているか―医療現場の常識を変えた11のエピソード

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622077688
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0036

出版社内容情報

医師の仕事とは正確な診断をつけたり、手術の腕前を磨くすることではない。人の力で変わりゆく医療の現場を描くノンフィクション。

手洗いの徹底で院内感染をゼロにできるか? 兵器は進歩しているのに、なぜイラク戦争では負傷兵の死亡率が第二次世界大戦時の3分の1にまで下がったのか? 新生児の死亡率を30分の1から500分の1まで激減させたある麻酔医の工夫とは? 医師の仕事とは正確な診断をつけたり、手術の技術的な腕前を磨いたりすることだけではない。臨床現場のなにげない習慣や姿勢によって可能になる医療の「改善」を描くノンフィクション。

第1部 勤勉さ
手洗い/掃討作戦戦傷者
第2部 正しく行う
裸/医師が尽くす相手/出来高払い/死刑執行室の医師/戦い
第3部 工夫 スコア/ベルカーブ/パフォーマンス

内容説明

手洗いの徹底で院内感染はゼロにできるか?なぜイラク戦争では負傷兵の死亡率が激減したのか?新生児の死亡率を30分の1から500分の1まで下げたある工夫とは?最善を尽くせば医療は変わる。人間の可能性を描くノンフィクション。

目次

第1部 勤勉さ(手洗い;掃討作戦;戦傷者)
第2部 正しく行う(裸;医師が尽くす相手;医師の給料;死刑執行室の医師;戦い)
第3部 工夫(スコア;ベルカーブ;パフォーマンス)

著者等紹介

ガワンデ,アトゥール[ガワンデ,アトゥール] [Gawande,Atul]
1965‐。ブリガムアンドウィメンズ病院勤務、ハーバード医科大学校・ハーバード大学公衆衛生大学院准教授。The New Yorker誌の医学・科学部門のスタッフライターを務め、執筆記事はThe Best American Essay 2002に選ばれ、2010年にTIME誌で「世界でもっとも影響力のある100人」に選ばれる

原井宏明[ハライヒロアキ]
医療法人和楽会なごやメンタルクリニック院長、国立病院機構菊池病院臨床研究部院外共同研究員。精神保健指定医。日本行動療法学会常任理事・学会誌編集委員長・専門行動療法士。MINT理事。日本動機づけ面接協会代表理事。1984年岐阜大学医学部卒業、ミシガン大学文学部に留学。国立肥前療養所精神科、国立菊池病院精神科を経て、2008年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

33
医師として活躍する著者が、自分のために、そして同じ仕事に従事する人のために書いた本ととらえました。彼が重要視する、地味に思えるかもしれないひとつひとつの事柄は、謙虚で、実直で…。現在こういう状況の中でもお仕事をされているすべての医療従事者を尊敬します。2020/12/03

kitten

16
図書館本。少し前に書かれた本だけれども、医学がどうやって発展していくか、がよくわかる感じがした。インドの状況が衝撃的だったけど、今はまた違った感じになってるのかな。とにかく、今できることをやるしかないということ。アプガースコアの話が興味深かったな。難しくなくて、誰にでもできることが、こんなにも大事に扱われるようになる。それも医学の発展。2022/07/29

tkokon

11
【背筋を正す】ガワンデ氏と言えば『アナタはなぜチェックリストを使わないのか?』が必読中の必読だが、本書も負けず劣らず良かった。ガワンデ氏のプロ意識・誠実さ・正直さに満ち溢れた一冊。最先端の医療技術を追い求めるのも大事だが、医療の質を上げるために他にできることがたくさんあることを多くの事例で考察する。「この本を読んで何も感じない医者には自分の命を預けたくない」と思う。すべての分野のプロが「自分はガワンデ氏と同じプロ意識・誠実さ・正直さで、仕事に向かっているか」と問いただすきっかけになる、そんな一冊。2013/12/10

でんか

10
医師による、様々な医学の進歩の過程を描いた本。ひとつ、手洗い。今では、常識的にに手洗いして清潔に手術を行うが、それが常識でなかった時代があった。そこから、消毒が励行さるようになるも、その後、院内感染の問題がありといった流れ。これをしていれば絶対大丈夫ということはない。もしかしたら、数年後には、かわっているかもしれない。そのためには、たゆまず最善を尽くすことが必要であろう。2017/11/10

まっちゃん

9
図書館で勉強する息抜きに棚からとった本。 医療は万全ではないし、当然医者も万能ではない。そのなかでどのように最善を尽くすか。 個人的には終盤の「不平を漏らすな」っていうくだりが一番「肝に命じねば」と思った。2018/08/29

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