中公選書<br> 政治家石橋湛山―見識ある「アマチュア」の信念

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中公選書
政治家石橋湛山―見識ある「アマチュア」の信念

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784121101419
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C1321

出版社内容情報

戦前日本を代表する自由主義者、言論人だった石橋は、戦後、活動の場を政界に移す。大蔵大臣、通産大臣などを歴任し、1956年には自民党総裁に当選、首相になるも、病気のため、65日で辞任した。石橋は、自らの政治理念を現実政治の中で実現できたのか。没後50年、その真価を問う。



目次より



第一章 政治家・石橋湛山の誕生

第二章 運命の七票――一九五六年の自民党総裁選

第三章 明暗を分けた閣僚人事

第四章 「私の政治的良心に従います」――65日間の内閣

第五章 日中国交正常化への努力

第六章 理想主義者から現実主義者への転回

終 章 晩年の石橋湛山

内容説明

「青っちょろい議論をしておった」―戦前日本を代表する自由主義者・言論人だった石橋湛山は、戦後、活動の場を政界に移し、こう述懐した。大蔵大臣、通産大臣などを歴任し、一九五六年には自民党総裁に当選、首相となるも、病のため、六五日で辞任。六三年の政界引退まで日中国交正常化などに力を尽くしたが、評価されてきたとは言い難い。石橋は、自らの政治理念を現実政治のなかで実現できたのか。没後五〇年、その真価を問う。

目次

第1章 政治家石橋湛山の誕生
第2章 運命の七票―一九五六年の自民党総裁選
第3章 明暗を分けた閣僚人事
第4章 「私の政治的良心に従います」―65日間の内閣
第5章 日中国交正常化への努力
第6章 理想主義者から現実主義者への転回
終章 石橋湛山最後の日々

著者等紹介

鈴村裕輔[スズムラユウスケ]
名城大学准教授。1976年、東京都生まれ。法政大学大学院国際日本学インスティテュート政治学研究科政治学専攻博士課程修了。博士(学術)。専門は比較思想、政治史、比較文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュンジュン

13
僕は石橋湛山が好きだ。学生時代、初めて知った時の感動は今も覚えている。戦前は唯一帝国主義の毒素に絡めとられなかった言論人として。戦後は自身の信念を実践する政治家として。本書は後者の石橋湛山を描く。根回しは苦手、選挙演説では天下国家の話ばかりで支援者ぽか~ん。それでも信奉者が周りに集まり、悲願の首相就任。しかし、病に倒れ僅か65日で退陣。まるで劉備玄徳みたい(三国志演義の)。そういえば僕は三国志も好きだった。2023/10/11

筑紫の國造

10
エコノミスト、ジャーナリストとして知られる石橋湛山だが、戦後は第二代自民党総裁となり、総理大臣にまでなっている。本書では、その戦後の「政治家石橋」に焦点を当てている。総理大臣としての石橋はほんのわずかな期間しか政権を担当しなかったが、そこから何が見えるのか。理想主義者石橋が世界情勢を見据えて現実主義者となり、それでも不器用に政治の世界で戦っていく姿からわかるのは何か。「政治家石橋」のみならず、戦後の複雑な政治情勢や現在の日本へとつながる自民党史の一部に焦点を当てる労作。2023/10/02

どら猫さとっち

5
石橋湛山について、いろんな評伝が出ているけど、本書では「アマチュアの政治家」としての彼に焦点を当てている。「青っちょろい議論をしておった」と言っていたとおり、理想主義者だった彼が、ジャーナリストとして政治家として、そして人間としてどうすべきか、そしていかに現実主義者になっていったか。現実化していった政治理念とは?一味違った石橋湛山評伝。2024/11/22

TSUJINO Yusuke

1
☆☆☆★2024/09/10

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