こちらの商品には新版があります。
出版社内容情報
自然科学を全分野にわたって集約した「自然界の辞典」です。
本書は持ち運びができるポケット版となっています。
<平成26年版の注目トピックスや改訂事項は詳細をご覧ください>
注目の改訂内容・・・地学部、世界のどこで地震が頻発しているのが一目でわかる
「世界地震分布図」(1975‾1994年)が本年度版より約10年ぶりの改訂を行います。
地震分布点と実際のプレートの位置を併記し、さらに見やすく、
いかにプレート近くで大きな地震が頻発しているのかがわかります。
また、気象庁は従来から、災害につながるおそれのある津波を想定し、
津波警報・津波注意報を発表してきました。
ところが東北地方太平洋沖地震では有効に機能せず、
大きな津波被害を出してしまった教訓を生かし、
2013年3月から新たな基準・体制で運用することになりました。
理科年表でも本年度版より、新たな基準で掲載します。
最新注目のトピックス
今年度も最新注目のトピックスを多数掲載します。
。 ★「旧暦2033年問題について」…… 2014年は1月と3月に2回ずつ朔(新月) がある一方、
2月には朔がない。それ自体はとくに珍しくなく、19太陽年が235朔望月にほぼ等しいことを
ふまえれば、前回が1995年、次回2033年にはその関係にちょっとした問題が生じるそうです。
★「宇宙の年齢が1億年伸びた?」…… ビッグバンの化石である宇宙マイクロ波背景放射を
測定する目的で、2009年にPlanck衛星を打ち上げました。その結果が今年3月に発表され、
これまで宇宙の年齢は137億年と言われていたが、さらに1億年伸び、138億年ということが
わかりました。
★「電波望遠鏡ALMAの初期成果」…… 電波天文学に新時代到来。2013年3月についに
ALMAが本格運用を開始しました。ALMAは、日米欧の国際協力で南米チリの5000メートルの
高地にパラボラアンテナを66台展開する巨大電波望遠鏡。ほかの電波望遠鏡を圧倒的に
凌駕する性能を最新の科学成果とともに解説する。
★「幹細胞研究と再生医療」…… 自身の組織や臓器を複製するということは、
ひと昔前まではSF世界での話でした。ところがいまやES細胞、iPS細胞、体性幹細胞などの
幹細胞により、それらを複製する技術が生まれ、今後、再生医療やオーダーメイド医療といった
個人個人に合った医療の確立も期待されています。
幹細胞研究の現状と今後の展望について解説します。
★「超高齢化社会への対応」…… 先月WHOが「世界保健統計2013」を発表し、
日本人の平均寿命は83歳と、サンマリノ、スイスと並び194ヵ国中1位となりました。
日本など先進諸国では、人口ピラミッドもいつしか三角形型ではなくなり、
壺型、逆三角形に近い形になりつつあります。これは、少子化の影響や医療技術の
進歩によるものと考えられます。これから本格的な超高齢化社会となる日本では、
来るべき時代に備えてどのような準備をし、対応すればよいのでしょう。
暦部
天文部
気象部
物理/化学部
地学部
生物部
環境部
内容説明
世界の地震分布図を最近20年のデータに更新、地震分布とプレートとの相関がわかる。ロシアの隕石落下、小惑星探査等で注目の「隕石」「小惑星」情報を充実。「海洋酸性化」観測データを新規掲載。
目次
暦部
天文部
気象部
物理/化学部
地学部
生物部
環境部
附録