出版社内容情報
温暖化でなぜ二酸化炭素が問題になるのか。家庭~地球規模の現状と対策を見開きで図表を使いながら解説。排出量の計算方法も紹介。
内容説明
1問2頁の見開き構成で家庭から企業、日本の都市から地球全体の現状を解説。CO2がどこから排出され、どのように計算されるかを具体的に説明。計50問のQ&Aは、読むだけでなく中学生・高校生の調べ学習にも最適。各地域の取り組みやエネルギー問題、災害による環境負荷やLEDによる省エネなど具体的な情報も満載。
目次
第1章 地球温暖化と二酸化炭素(なぜCO2なのでしょうか?;いま地球温暖化はどのような状況にあるのでしょうか? ほか)
第2章 CO2排出量はどのように計算するのでしょうか?(CO2排出係数、CO2排出原単位とは何でしょうか?;燃料のCO2排出係数を計算してみませんか? ほか)
第3章 世界や日本のCO2の排出状況はどのようでしょうか?(世界のCO2排出量はどのくらいでしょうか?;日本のCO2排出量はどのくらいでしょうか? ほか)
第4章 CO2排出削減のためどのような取り組みがなされているのでしょうか?(CO2排出削減のためにはどのような取り組みがありますか?;CO2削減への国際的な取り組みとしては何がありますか? ほか)
第5章 地球規模で考えてみよう(地球規模で今、真っ先に取り組まなければならないことは何ですか?;将来世代に優しい地球・環境を引き継ぐために何をすべきでしょうか?)
著者等紹介
笠原三紀夫[カサハラミキオ]
京都大学名誉教授。1942年生まれ。工学博士(京都大学)。京都大学大学院エネルギー科学研究科教授・科長、大気環境学会(会長:2004‐2008)。日本エアロゾル学会(会長:1998‐2000)、未来エネルギー研究協会(顧問)などを歴任
東野達[トウノススム]
京都大学大学院エネルギー科学研究科教授。1954年生まれ。京都大学大学院工学研究科博士後期課程中退、工学博士(京都大学)。京都大学助手、助教授を経て現職。CNAA(核生成と大気エアロゾル委員:2004~2009)、日本エアロゾル学会(副会長:2008‐2010)などを歴任
酒井広平[サカイコウヘイ]
国立環境研究所地球環境研究センター温室効果ガスインベントリオフィス高度技能専門員。1979年生まれ。2004年北海道大学大学院農学研究科修士課程修了。2007年より現職にて『日本国温室効果ガスインベントリ報告書』を編著。UNFCCC温室効果ガスインベントリ審査員、環境カウンセラー、3R低炭素社会検定実行委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。