出版社内容情報
基本的考え方を丁寧に説いた入門書。身のまわりの現象から始め、運動の状態、力と運動の関係、エネルギーや運動量の保存等を学ぶ。
内容説明
力学には、自然科学の基礎となる考え方が含まれている。本書は、初めて力学を学ぶ人に向けて、基本的な考え方を、語りかけるように懇切丁寧に説いた入門書である。身のまわりで起こる力学現象を考えることから始め、放物運動、衝突や振動、惑星の運動等を取り上げて、運動の状態、物体にかかる力と運動の関係、エネルギーや運動量の保存等についてどのように考えるかを学ぶ。解析力学の初歩の導入も行った。微分積分やベクトル、座標系のとり方等の手法についても、必要に応じてわかりやすく解説した。
目次
慣性の法則
運動方程式:質量と加速度
運動方程式:放物運動
単振動
仕事とエネルギー
3次元の運動
角運動量の保存則
ケプラー問題
減衰振動
強制振動と共鳴
質点系と衝突
見かけの力
解析力学入門
著者等紹介
岡村浩[オカムラヒロシ]
1941年福岡県生まれ。東京大学理学部物理学科卒業、同大学大学院理学系研究科物理学専門課程博士課程修了。理学博士。現在、工学院大学名誉教授。工学院大学、東京女子大学講師(非常勤)。専門は素粒子論、一般相対論と重力の理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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