内容説明
会計グローバリゼーションというメガトレンドの中で、各国がどのようなスタンスでこれに対応しようとしているのか。そしていま、現に何が起こっているのか。会計問題の今日的特質は、まさにその動向の中にあるとみなければならない。ドイツを例にとり、そこから日本のあり方を透視。6つの論点から、会計グローバリゼーションの中でのドイツ会計制度の対応と変化を跡づけ、制度的機能の現代的態様を明らかにする。
目次
序章 いま、なぜドイツ商法会計か
第1章 商法会計法の形成―2つの波
第2章 商法会計の法システム
第3章 正規の簿記の諸原則(GoB)
第4章 商法会計と税法会計
第5章 商法会計とグローバリゼーション
第6章 現代の会計実務と取引事象