内容説明
有限要素法と最適設計手法(数理計画法)をベースにした構造形態創生法を分かりやすく解説。付属のExcelをプリ・ポストした2つのソフトウエアは、創成型の構造学の授業や建築家が構造デザインのアイデアを練る場合にも活用できるレベルのもので、構造理論に裏付けされた様々な数値シミュレーションを行うことができる。
目次
1章 本書の概要と利用法
2章 有限要素法入門
3章 骨組の最適構造を求める方法
4章 連続体の最適構造を求める方法
5章 Otto_2Dの利用方法
6章 Isler_2Dの利用方法
補遺A CONLIN法
補遺B プログラムの解説
著者等紹介
藤井大地[フジイダイジ]
1984年広島大学工学部第四類建築学課程卒業。1989年広島大学大学院工学研究科(構造工学専攻)博士課程後期単位取得退学。1998~1999年ミシガン大学工学部研究員、東京大学助手(工学系研究科環境海洋工学専攻)。2002年近畿大学助教授(工学部建築学科)。2008年近畿大学教授(工学部建築学科)。博士(工学)(広島大学)。専門分野は構造解析・形態解析・計算力学。現在、建築構造形態の創生技術の開発、制震メカニズムの形態創生技術の開発、Excelを利用した構造解析ソフトの開発、粒子法を用いた破壊シミュレーションに関する研究等に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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